こっちのけんと、星街すいせい、川崎鷹也、よみぃ＆井上苑子！ 豪華アーティストが「モアナと伝説の海2」劇中曲を歌唱

　3人目は、ハスキーな歌声、美しいビブラート、癖になるメロディラインが魅力の川崎鷹也。映画「魔女の香水」やドラマ「褒めるひと、褒められるひと」など、俳優としても活躍している。川崎は、「この楽曲には壮大さであったり、自分自身や未来への鼓舞、さらには根底に秘めたる愛やはかなさ、哀愁までも込められていると感じました。だからこそ原曲やご本人の歌声がベストです。それを理解した上で自分にしかできない歌い回しや魂の込め方を意識しました。メロディラインの綺麗な旋律を大切に細かいニュアンスやメロディの落とし方に細心の注意と敬意を払いながら歌わせて頂きました」と、コメントを寄せた。

　さらに、YouTubeメインチャンネル登録者数が271万人を超えるYouTuberであり、ピアニストや作曲家としても活動するよみぃと、「点描の唄（feat.井上苑子）/Mrs.GREEN APPLE」がストリーミングサービスで５億回再生を突破し、マルチに活躍するシンガーソングライターの井上苑子がタッグ。よみぃの美しいピアノ演奏にのせ、井上が壮大に楽曲を歌い上げる。

　よみぃは楽曲のアレンジについて、「原曲では海を想像させるような楽器や音色の表現が多く登場しますが、ピアノ一台での演奏で原曲の壮大な雰囲気をどこまで再現できるかが鍵になると思っています。そのため、あえてピアノ的なメロディ、フレーズはあまり使わず、和音を打楽器風に鳴らすような伴奏が入っています」と、こだわりを明かす。井上は「モアナの葛藤や前向きな強さを歌声に反映できたらと思い、歌いました。海に選ばれたモアナは諦めずとことん突き進んでいく強さを持っていると思うのですが、私も音楽を11歳から続けているので、まっすぐに音楽人生を歩んでいることを肯定してもらえたような気がしました」と、胸中を吐露した。

　なお星街は、本作に一言声優として参加しており、マウイが島に着地した際に巻き上がった砂を被る村の女性を演じた。星街は「砂まみれになる役です（笑）！　見た目から年齢を想像して、年齢を感じられるように頑張りました！」と、アフレコを振り返った。ミュージッククリップでは、星街がモアナ風の赤いスカートと白いトップスをまとい、青色のペンダントを身に着けた姿で登場し、美しく伸びやかな歌声を響かせている。こっちのけんと、川崎、よみぃ＆井上のカバーコレクションも、順次公開される予定だ。

　「モアナと伝説の海2」は、12月6日に公開。