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永野芽郁、戦時中へタイムスリップする看護師に 「晴れたらいいね」共演は芳根京子、稲垣吾郎ら

映画.com / 2024年12月10日 6時0分

荒唐無稽な設定ではありますが、原作は史実に基づいて執筆しました。

今回、原作が映像化されると聞いたときは、資料でしか知らなかった従軍看護婦たちに会えるのだと思い、とても幸せな気持ちになりました。

青春のまっただ中で戦争に直面した彼女たちを、俳優のみなさんがどのように演じてくださるのか。戦争という絶望の中にどのような光を灯してくださるのか。いまから楽しみにしています。

※ドラマでは1945年の時間設定に変更

■脚本 岡田惠和

青い空に凛々しい従軍看護婦の制服姿の女性の絵、『晴れたらいいね』のタイトル。そんな表紙の藤岡陽子さんの本を手にとってから、少し時間がたちました。

戦時中の話にドリカムさんの曲がタイトル?と思い、その答えを読みながら理解したときの感動は忘れられません。

戦時中のフィリピンに、現代から時をこえてやってきた主人公から知った現代の曲『晴れたらいいね』が、女性たちによって歌われる。想像するだけで素敵なシーンでした。脚本、書きたいなと思いました。

やっとお届けすることができます。永野さん、芳根さん、萩原さん、江口さん、稲垣さんはじめ、最強のキャストです。胸をはってお届けできる作品になったと思っております。俳優さんたちが本当に素敵で、輝いています。

何度も泣いて、何度も笑って、また何度も泣きました。難しい、辛いばかりの物語ではありません。あまり構えずに御覧いただきたいと思います。

素敵な俳優さんたちによって描きだされた、あの時代を生きてこられた方々の人生に、思いを馳せるきっかけになればと、祈っております。

■永野芽郁(高橋紗穂役)

台本を読んだ際、「面白い!」とお伝えするのが良いのかはわかりませんが、物語の中でタイムスリップするファンタジー要素もあり、純粋に面白く引き込まれていきました。

今をなんとなく過ごし、看護師として仕事に追われる日々の中で突然タイムスリップし、慣れない出来事に戸惑いつつも、与えられた職務を全うし忍耐強く生きる周りの人達に感化され少しずつ自分の生活を考え直していく、という彼女の心の変化や、周りの人達との関係性に注目していただきたいです。

■芳根京子(藤原美津役)

最初にお話を伺ったときに、とても難しい役をいただいたと思いました。そして、挑戦したいという気持ちが湧き上がると同時に、永野芽郁さんが演じる紗穂を全力で支えたいという思いが強くなりました。

私が演じる美津は、サエの親友であり、紗穂がタイムスリップした先で出会う女の子です。紗穂との出会いを通じて美津にも新しい風が吹き込みます。彼女の健気に踏ん張る姿を温かく見守っていただければ嬉しいです。

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