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八木勇征主演「僕らは人生で一回だけ魔法が使える」予告&ビジュアル 主題歌は「FANTASTICS」が担当

映画.com / 2024年12月18日 7時0分

八木勇征主演「僕らは人生で一回だけ魔法が使える」予告&ビジュアル 主題歌は「FANTASTICS」が担当

人生で一回だけ使える魔法を、自分の願いを叶えるために使うのか、誰かの幸せのために使うのか (C)2025 映画「僕らは人生で一回だけ魔法が使える」製作委員会

 八木勇征(「FANTASTICS」)が主演し、井上祐貴、櫻井海音、椿泰我(IMP.)が共演する映画「僕らは人生で一回だけ魔法が使える」の予告編とメインビジュアルがお披露目。あわせて主題歌は、「FANTASTICS」の「春舞う空に願うのは」に決定した。

 本作は3月31日をもって放送作家業と脚本業から引退した鈴木おさむが、「辞める前にどうしてもこの作品を作りたかった」という熱い思いで原作・脚本を手がけ、同名人気朗読劇を映画化したもの。四季折々の自然が美しい村で、18歳になった4人の男たちに、20歳までの2年間という期間限定で「人生で一回だけ魔法が使える」という代々受け継がれてきた秘密が告げられ、物語が動き出す。ドラマ「アオハライド」などで知られる木村真人監督がメガホンをとった。

 予告編は、明るい未来を思い描くアキト(八木)、ハルヒ(井上)、ナツキ(櫻井)、ユキオ(椿)の4人が、「人生で一回だけ魔法が使える」という秘密をテツ爺(笹野高史)から告げられるシーンで始まる。桜吹雪が舞うなか、身体の弱いハルヒを背負ったアキトらが鬼ごっこをする幼少期の姿から、高校生になった彼らが自転車に乗る姿へと切り変わり、4人の変わらぬ仲の良さが印象的に切り取られる。「魔法の使い道」について会議する場面でも、ムードメーカーのユキオを始め、和気あいあいと笑い合う姿からは、確かな絆が伺える。

 しかし、プロのピアニストの夢を追うアキトは、夢を掴み取るために魔法は使いたくないと言う一方、父親の病気が原因で、サッカー選手になる夢を諦めざるをえなかったナツキは、魔法で自分の人生を修復すると主張し、激しく衝突。人生で最も選択肢がある時期に使える魔法を、自分の願いを叶えるために使うのか、誰かの幸せのために使うのか――。4人はさまざまな思いを抱え、涙を流しながら、かけがえのない選択を下そうとする。本作のために書き下ろされた主題歌「春舞う空に願うのは」が、映像を鮮やかに彩っている。

 メインビジュアルでは、自身の人生について真剣に悩み、葛藤する4人を活写。「人生で一回だけ使える魔法を何に使うのか?」と思いを馳せているかのような、物憂げで大人びた表情を浮かべており、アキトの頬には一筋の涙が伝っている。青空を背景に、白シャツ姿の4人の周囲に、魔法を使う際に必要となる葉がちりばめられており、爽やかで清々しいデザインに仕上がっている。

 「僕らは人生で一回だけ魔法が使える」は、2025年2月21日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。

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