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「TikTok TOHO Film Festival 2024」グランプリが決定、アンバサダーの三吉彩花「未来をもっと見てみたい」

映画.com / 2024年12月19日 20時15分

「TikTok TOHO Film Festival 2024」グランプリが決定、アンバサダーの三吉彩花「未来をもっと見てみたい」

 ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」と配給大手・東宝が開催する「TikTok TOHO Film Festival 2024」の授賞式が12月19日、都内で行われ、アンバサダーと審査員を務める三吉彩花、審査員のMEGUMI、グランプリ受賞記念新作の主演を務める齊藤京子が出席した。

 今年で4回目となる本映画祭。審査対象の条件は「1本の投稿で完結された1分~10分以内の縦型映画作品のみ」で、6月26日~10月29日に作品を募集。約400の幅広いジャンルの応募作品が投稿され、ハッシュタグ「#TT映画祭2024」をつけて投稿された応募作品の総再生回数は、1億7000万回以上(11月20日時点)にのぼり、注目度の高さを示した。

 栄えあるグランプリに輝いたのは、アニメーション作品の「遊園人」(監督:一寸先はおじ)。三吉は「審査員全員が『遊園人』に1票を入れている」と明かし、「非常に引き込まれる世界観。一寸先はおじ監督が今後、どんな作品をつくるのか。未来をもっと見てみたいと思った」と選考理由を説明していた。

 齊藤は東宝プロデュースで、一寸先はおじ監督が製作する新作縦型映画で主演を務めることになっており、「とても光栄ですし、楽しみ。声のお仕事も大好きなので、もしも(新作が)アニメーションなら、それも楽しみ」と声を弾ませる。グランプリ受賞の一寸先はおじ監督は、「新作が実写になるのか、アニメになるのか相談はしたいが、東宝さん、そして齊藤さんというプロの方々とご一緒なので、それ自体はすごく楽しみ」と、こちらも期待を寄せていた。

 今後の縦型映画の可能性について、三吉は「気軽にいつでも見られますし、いろんな可能性を感じます。世界に縦型映画を発信する、すばらしいクリエイターの誕生を、私も見守りたい」。現在、俳優業に加えて、プロデューサーとしても活躍するMEGUMIは「瑞々しいフレッシュな表現方法や、ハッとさせられるストーリー展開。こういった可能性に出合えたことがうれしいですし、この映画祭を東宝さんが(共同で)主催しているのも面白い」と話していた。

 授賞式には審査員の萩原健太郎(映画監督)、岡村和佳菜(プロデューサー)、しんのすけ(映画感想TikTokクリエイター)も駆けつけた。「TikTok TOHO Film Festival 2024」受賞作品は以下の通り。

▽グランプリ
「遊園人」
https://www.tiktok.com/@isuoji/video/7431170619305217296

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