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多様なルーツを持つ人々が集うアイヌ料理店から、文化の継承とアイデンティティ、開発と多様性、植民地主義と人権を問う「そして、アイヌ」3月15日公開

映画.com / 2024年12月20日 12時0分

【出演者メッセージ】

宇佐照代(アイヌ文化アドバイザー、「ハルコロ」(※ロは正しくは小文字)店主)
北海道(故郷)を離れた祖母、母、同胞。様々な理由、苦しい日常から逃れたかった、離れたのに、落ち着かない自分も居る。でもいつか戻りたい、あの大好きな空気、水、匂い。祖母が言った「誇りを持て」。誇りを持ち母の眠る故郷に私も……。
そんな想いと祖母や母達の願いとともに、故郷を離れた同胞達が安心して集える場所にしたい、と

奈良美智(美術作家)
人は人のどこに惹かれるのか? なぜ関わりを持とうとするのか? その答えは映画の中に登場する魅力的な人々がおしえてくれるでしょう…自分も出てるんだけど(笑)

太田昌国(評論家)
1994年、東京初のアイヌ料理店「レラ・チセ」が開店した。若き日の照代ちゃんはフロアで立ち働いていた。それから 30 年、彼女はいまアイヌ文化の発信者であり、第 2 のアイヌ料理店「ハルコロ」の店主だ。その間に育くまれた、重層的で、豊かな諸関係をこの映画は描ききった。

黄秀彦(朝鮮/韓国民謡奏者)
今も悶々としたり悩んだり 一歩踏み出せないでいる人達に是非このドキュメント映画を観て欲しいです。子どもの頃僕は差別、偏見に押し潰された 心がくじけ明日に希望が持てなかっためげずに立ち上がる人達に一条の灯りを見た 救われた 今は真似をしています

平田篤史(カムイノミ祭司/縄文造形作家)
狩猟採集を中心に1万数千年つづいた縄文文化は、形を変えながらアイヌ民族に受け継がれました。アイヌ民族イコール大自然と思われがちですが、大都会東京の真中で、その伝統はしっかりと受け継がれています。

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