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SFクライムサスペンス「ユア・フォルマ」花澤香菜と小野賢章の主演で25年4月放送開始 ティザーPVなど公開

映画.com / 2024年12月23日 13時0分

SFクライムサスペンス「ユア・フォルマ」花澤香菜と小野賢章の主演で25年4月放送開始 ティザーPVなど公開

(C)2025 菊石まれほ/KADOKAWA/ユア・フォルマ製作委員会

 テレビアニメ「ユア・フォルマ」の放送が2025年4月から始まることが決定し、花澤香菜と小野賢章が主演を務めることが明らかになった。ティザーPV、ティザービジュアルが公開されている。

 同作は、「第27回電撃小説大賞(20年)」の大賞を受賞した菊石まれほ氏による小説が原作。人々の記憶が脳内に埋め込まれた情報端末「ユア・フォルマ」に記録される世界を舞台に、天才少女のエチカ・ヒエダとヒト型ロボット「アミクス」のハロルド・W・ルークラフトが、記憶の集合体である「機憶」にダイブし事件の糸口を探す「電索」を駆使し、重大犯罪事件に挑む姿を描く。原作小説は最新刊第7巻が25年4月10日に発売予定。

 放送は、テレビ朝日系全国ネットの新アニメ枠「IMAnimation W(イマニメーション・ダブリュー)」の第1弾作品として、毎週水曜午後11時45分からスタートする。

 エチカ役を花澤、ハロルド役を小野が担当。プライベートでは夫婦であるキャスト2人は、21年に公開された原作小説発売記念PVからの続投となる。

 監督には「ゴブリンスレイヤー」の尾崎隆晴を迎え、シリーズ構成・脚本を「シャングリラ・フロンティア」の筆安一幸、キャラクターデザインを「十二大戦」の嘉手苅睦が務める。アニメーション制作は「ゴールデンカムイ」のジェノスタジオが担う。

 ティザーPVには、天才電索官のエチカがハロルドと連携し、人の機憶にダイブして繰り広げる電索シーンを収録。2人の関係性も垣間見られる内容となっている。ティザービジュアルには「君の心に潜れたらいいのに――」というキャッチコピーとともに、背中合わせのエチカとハロルドがコードでつながった様子が描かれ、背景には電索をイメージした空間が広がっている。

 キャスト、スタッフ、原作者からのコメント全文は以下の通り。

【花澤香菜(エチカ・ヒエダ役)】

以前小説のPVでエチカちゃんの声を担当して、まさかアニメも続投できると思っていなかったのでとてもうれしかったです。
アフレコはもう終わっていますが、電索シーンやハロルドの美しさがどう描かれるのか、作品ファンのひとりとして放送を心待ちにしています!

【小野賢章(ハロルド・W・ルークラフト役)】

アミクスと呼ばれるヒューマノイドが、社会で生活するのが当たり前になった世界。
僕が演じるハロルドは、人間よりも人間らしい言動をするアミクスです。
壁を作りがちな主人公のエチカとのバディで、少しずつ距離が縮まっていく2人の様子や、事件解決を楽しんでいただけたらと思います。

【尾崎隆晴(監督)】
他人のココロを読めたらいいなと誰もが思うことありますよね。電索で事件を追いながら主人公エチカとハロルドもそんな思いをココロにお互いそして自身に向き合っていきます。
人と機械はココロで繋がりうるのか。
今回のアニメ化は、アミクスロボットであるハロルドの未知の思考の鍵を握るブラックボックスについてフォーカスするため、原作2巻から描くことにしました。
ほかにもユア・フォルマの電脳主観や事件追跡の電索シーンなど見どころいっぱいですので、こうご期待!

【菊石まれほ(原作)】
美しい作画と音楽、最高のお芝居で映像化していただき心から感謝しております。
アニメは原作2巻から始まるので、小説の読者様にも改めて、エチカとハロルドの関係性の変化を色鮮やかな世界でお楽しみいただけるかと思います。ぜひご覧くださいませ。

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