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丸山隆平、8年ぶりの主演作「金子差入店」 迫真の演技をとらえた特報&ポスター披露

映画.com / 2024年12月26日 8時0分

丸山隆平、8年ぶりの主演作「金子差入店」 迫真の演技をとらえた特報&ポスター披露

(C) 2025映画「金子差入店」製作委員会

 丸山隆平(「SUPER EIGHT」)が8年ぶりに主演する映画「金子差入店」の特報(https://youtu.be/UjjpPNkFf70)と、ティザービジュアルが披露された。

 本作は、刑務所や拘置所に収容された人への差入を代行する「差入屋」を営む家族の絆を描くヒューマンサスペンス。丸山が演じるのは、一家で「差入店」を営む金子真司。 ある日、息子の幼馴染の女の子が殺害される凄惨な事件が発生する。彼女の死にショックを受ける一家だったが、犯人の母親が差入をしたいと尋ねてくる。

 差入屋として犯人と向き合いながらも、日に日に疑問と怒りが募る真司。そんな時、毎日のように拘置所を訪れる女子高生と出会う。彼女はなぜか自分の母親を殺した男との面会を求めていた。2つの事件の謎と向き合ううちに、真司の過去が周囲に露となり、 家族の絆を揺るがしていく。

 真司の妻・美和子役は真木よう子が演じ、息子の和真役で三浦綺羅、3人と一緒に暮らす真司の叔父・星田役で寺尾聰が共演。そのほか、川口真奈、北村匠海、村川絵梨、甲本雅裕、根岸季衣、岸谷五朗、名取裕子が脇を固める。

 長編初監督となる古川豪がメガホンをとり、構想から11年の歳月をかけて自らオリジナル脚本を手掛けた。本作は、第29回釜山国際映画祭のコンペティション部門・NEW CURRENTS(ニューカレンツ)部門に正式出品を果たした。

 特報は、拘置所の面会室のシーンで始まる。「金子差入店の金子といいます」と丁寧に挨拶する金子真司(丸山)を、被疑者の横川(岸谷)がアクリル越しに睨みつける。そして、シーンは変わり、「辛いんだよ、突き刺さってくるみたいでさ」という金子のセリフとともに、渦巻く人間模様が描かれていく。呆然と立ちすくむ金子が見つめる先で、警官や救急隊員に抑え込まれながらも、和真の同級生の母親・徳山詩織(村川)が泣き叫ぶ。金子の妻・美和子(真木)の「あの子はちゃんとわかってる。パパの仕事のことも」というセリフから徐々に温かみを帯び、ラストは「差し入れるのは、小さな希望」というナレーションとともに固く繋いだ手が映し出される。

 「金子差入店」は、2025年5月16日よりTOHOシネマズ 日比谷他ほかで全国ロードショー。

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