映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」5月23日公開! 原作の人気エピソードを映像化、邦画初・全編ベネチアロケを敢行
映画.com / 2025年1月7日 7時0分
5年にわたり、岸辺露伴役を務めてきた高橋は、「僕が露伴としてここまで演じさせて頂いた幸運と、携わって下さった皆さんとの出会いの幸運。その重なりとも云(い)えるものを、劇場に足を運んでくださる皆様にお届け出来ること。今から楽しみにしております」と語る。露伴の担当編集・泉京香役で続役する飯豊まりえも、「再び、露伴の世界に参加できたこと、幸福な時間を噛み締めながら、大切に演じさせていただきました」と、喜びを明かす。製作陣には、ドラマと映画第1作から引き続き、渡辺一貴監督(「ショウタイムセブン」)、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの脚本も手がけた脚本家・小林靖子が参加。音楽を菊地成孔と新音楽制作工房、人物デザイン監修・衣裳デザインを柘植伊佐夫らが担当する。
撮影は24年秋に行われ、無事にクランアップを迎え、現在編集中。かつてナポレオンが“ヨーロッパで最も美しい広場”と称した、ベネチアを象徴するサン・マルコ広場をはじめ、サン・ロッコ教会、ぺスカリア市場、プンタ・デラ・ドガーナ、バルバリーゴ・ミノット宮殿、パロッツォ・ダ・モスト、原作にも登場するサンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ広場など、数々の名所での大規模ロケを敢行した。映画の撮影に許可が下りるのが異例となる歴史的建造物や、イタリアのルネサンス期を代表する画家・ティントレットの絵画など、本編の至るところに貴重な建物や絵画が多数映り込んでいる。
超特報映像は、居場所を問いつめられ、次の作品の舞台がベネチアに決まったことを告げる、露伴と泉のおなじみの掛け合いから始まる。ベネチアの美しい街並みとともに、路地を足早に歩く露伴や、怪しげな仮面の男とのすれ違う様子などが切り取られている。ラストカットの懺悔室にいる露伴の視線の先には一体何が待ち受けているのか――サスペンスフルな展開を予感させる。
2種類のティザービジュアルには、物語が動き始める教会で撮り下ろされた写真を使用。懺悔室に腰掛ける露伴のビジュアルは、神父席の扉が片側だけ閉められ、顔が半分しか見えず、好奇心をかき立てられる。もう1点は、中世の修道士を想起させるフードを被った露伴が切り取られた、真っ赤なビジュアル。「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」では、“黒”が作品のテーマカラーになっていたが、本作では“赤”が象徴的な色として扱われている。
「岸辺露伴は動かない 懺悔室」は、5月23日に公開。高橋、飯豊、渡辺監督、脚本を手がけた小林のコメント(全文)は、以下の通り。
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