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草笛光子の最新主演作に寺尾聰、ディーン・フジオカ、石田ひかりら 「アンジーのBARで逢いましょう」4月4日公開

映画.com / 2025年1月16日 7時0分

草笛光子の最新主演作に寺尾聰、ディーン・フジオカ、石田ひかりら 「アンジーのBARで逢いましょう」4月4日公開

草笛光子「アンジーみたいな役をずっとやりたかった」 (C)2025「アンジーのBARで逢いましょう」製作委員会

 草笛光子の最新主演作「アンジーのBARで逢いましょう」が、4月4日に公開されることが決定した。寺尾聰、ディーン・フジオカ、石田ひかりらが共演する。草笛がヒロインを生き生きと演じる姿をとらえた予告編とポスター画像が披露された。

 1953年に映画初出演した草笛は、70年に渡り第一線で活躍。99年に紫綬褒章、05年に旭日小綬章、13年に第48回紀伊國屋演劇賞・個人賞を受賞し、14年には第39回菊田一夫演劇賞・特別賞、20年には毎日芸術賞、22年には日本アカデミー賞優秀助演女優賞に輝いた。

 近年はドラマ「鎌倉殿の十三人」「その女、ジルバ」、映画「老後の資金がありません!」への出演に加え、90歳で映画単独初主演を務めた「九十歳。何がめでたい」が大ヒット。同作で日刊スポーツ映画大賞主演女優賞を獲得した。今作では、突然町にやってきて、いわくつきの物件でBARを開く謎多き”お尋ね者”のアンジーを演じている。

 「風に吹かれた」と突然町にやってきたアンジー(草笛)。いわくつきの物件でBARを開き、「人間まともなもん食わないとだめよ!」「本当に怖いのは人間だけだ」「過去に追いつかれると食い殺されちまうからね」「いくつになっても生きることは簡単じゃないの。面倒だし複雑だし汚いことだらけ」と、心に刺さる名言を厳しくも優しく投げかけながら、悩み多き町の人々をだんだんと変えていく。

 アンジーに二つ返事で物件を貸す大家の熊坂役を寺尾が演じ、女手ひとつで息子を育てる美容師・満代役で松田陽子、満代の息子で悩みを抱える高校生・麟太郎役で青木柚、石材屋の息子・政志役で田中偉登が出演。石田は古い迷信にとらわれる梓役、フジオカは謎の青年役を担う。

 草笛は、「この映画は不思議な映画です。風が吹くように現れた得体の知れない女が出会った人の人生をそっと変えてしまいます」とコメント。そして「豪華な共演者の皆様がたくさん出てくださって感謝しています」と語り、「寺尾聰さんは若い頃私の息子役をなさったご縁でプライベートでもずっと仲良くしていましたが、共演は何年ぶりでしょうか? 久しぶりの共演はとてもうれしかったです」と喜びを露わにした。

 メガホンをとったのは、大林宣彦監督などの助監督を長年務めた松本動監督。松本監督は草笛から「私ね、アンジーみたいな役を、ずっとやりたかったのよ!」と撮影中に言われ感激したことを明かし、草笛との撮影を「そのチャーミングさで、いつも太陽のように撮影現場を明るくして下さり、クランクアップした後は、私だけでなくスタッフも草笛ロスになっていました」と振り返った。脚本は「私立探偵 濱マイク」シリーズ、「十三人の刺客」を手掛けた天願大介が担当した。

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