「小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜」6月27日公開 イルル役に杉浦しおり 特報、キービジュも披露

(C)クール教信者・双葉社／ドラゴン生活向上委員会

　劇場アニメ「小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜」が6月27日に全国公開されることが決定し、特報映像と第1弾キービジュアルが披露された。

　原作「小林さんちのメイドラゴン」は、クール教信者氏が「漫画アクション」（双葉社刊）で連載中のコメディ漫画。ひょんなことから普通の会社員・小林さん（CV：田村睦心）の家でメイドとして働くことになったドラゴンの少女トール（桑原由気）と、人間たちの異種間コミュニケーションを描く。京都アニメーションの制作により、17年にテレビアニメ第1期「小林さんちのメイドラゴン」、21年に第2期「小林さんちのメイドラゴンS」が放送された。「さみしがりやの竜」では、原作の人気エピソードを翻案。ドラゴンたちが集まる小林さんちに、ある日幼いドラゴン・カンナ（長縄まりあ）の本当の父親が訪れ、感動の“家族の物語”が繰り広げられる。監督はテレビシリーズ第2期を手がけた石原立也。

　追加キャストとして、イルル役を22年に声優業を廃業した嶺内ともみに代わり、新たに杉浦しおりが務めることが決定した。また、エルマ役の高田憂希、ルコア役の髙橋ミナミ、ファフニール役の小野大輔、滝谷真役の中村悠一、才川リコ役の加藤英美里、真ヶ土翔太役の石原夏織がテレビシリーズから続投することも明らかになっている。

　特報映像は、人間とドラゴンの幸せな生活が脅かされてしまうことを暗示するシリアスな内容で、新キャラクターも登場。カンナが小林さんに別れを告げるセリフで締めくくられている。キャラクターデザインを務める門脇未来によるキービジュアルは、カンナ、小林さん、トールの3人が仲睦まじく手をつないでいる姿を色鉛筆で描いた暖かみのあるイラストとなっている。

　キャスト陣からのコメント全文は以下の通り。

【杉浦しおり（イルル役）】
映画化決定おめでとうございます！
このたびイルル役として参加させていただきます、杉浦しおりです。
彼女が幸せな気持ちになれる温かい場所、ありのままの自分でいられる居場所があることをうれしく思います。今回イルルはどんな経験をするのでしょうか。小林さんと一緒なら、みんなと一緒なら、炎があふれるほどhotで幸せになれるはず！
気持ち新たに楽しみながら、大事に、私なりのイルルを演じたいと思います。

【高田憂希（エルマ役）】
人間さんたち～　ドラゴンわ～!!また会えるなんて夢みたいです。
こうしてまたエルマちゃんを演じられるのも、メイドラゴンを愛し続けてくれる全ての方々のおかげです！　心からありがとうございます！
PVを拝見し、胸が締め付けられました。メイドラゴンのみんなに再会できる日が待ち遠しいです！
エルマちゃんを見習って、美味しいものを食べて、寝て、働いて、また食べて。来たるアフレコに備えようと思います。
映画でも、なにとぞよろしくお願いいたします！