「ショウタイムセブン」犯人役判明！ 姿をとらえたクライマックスビジュアル＆予告完成

(C)2025『ショウタイムセブン』製作委員会

　阿部寛が主演を務める「ショウタイムセブン」（公開中）で、公開日（2月7日）まで明かされていなかった犯人役が、錦戸亮であることがわかった。あわせて、錦戸の姿をとらえたクライマックスビジュアルと予告編がお披露目された。

　本作は、渡辺一貴監督（「岸辺露伴　ルーヴルへ行く」）が、韓国で大ヒットしたハ・ジョンウの主演映画「テロ, ライブ」を原作に、オリジナル展開を盛り込んだサスペンスエンタテインメント。午後7時、爆破犯からの1本の電話で、犯人との独占緊急生中継が始まる。テレビ局に爆弾が仕掛けられ、元人気キャスター・折本（阿部）が交渉役に指名される。なぜ彼が指名されたのか、犯人の正体と本当の目的とは――？　全てが明らかになるとき、折本は予測不能の決断を下す。

　そして公開日に合わせ、テレビ局に爆弾を仕掛け、大事件を巻き起こす犯人・繁藤寛二を、錦戸が演じていたことが発表された。これまで犯人役はシークレットとなっていたため、SNS上では「犯人役、誰なんだろう？」「この声聞き覚えがあるけど、当たってるかな……」「犯人役が誰なのか公開日まで楽しみです！」など、期待の声が寄せられていた。また、犯人役発表前のイベントで、渡辺監督は「低音の声がセクシーで、叫ぶのではなく抑えて、じわじわくる声の演技が恐ろしさを際立たせていた」と、その演技を絶賛していた。

　錦戸演じる繁藤は、ラジオの生放送中、折本に爆破の脅迫電話をかけ、交渉人に指名する。さらに、首相からの謝罪を求める無茶な要求をするなど、折本を窮地に追い込む役どころだ。

　予告編では、繁藤の登場とともに、全ての登場人物が狂気に染まり、感情を爆発させる衝撃カットが連続。プロデューサー・東海林（吉田鋼太郎）は「それだけはダメだー!!」と叫び、後輩キャスター・安積（竜星涼）は「あなたはジャーナリストでしょう！」と、敵意むき出しで折本に詰め寄るなど、極限状態で見せる表情に驚かされる。そして何よりも怖いのは、そんな状況にも「こんなに興奮したのは久しぶりだよ！」とほほ笑む折本。その姿を見た繁藤もさすがに「おまえイカレてるな」と吐き捨てるなど、衝撃のラストに期待が高まる。

　ビジュアルには、神妙な面持ちで起爆装置を手にする繁藤を活写。「爆弾テロ犯。その『悪』を疑え」という意味深なコピーが切り取られている。