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溝端淳平、声で表現した“新たなキャプテン・アメリカ”の重責と葛藤

映画.com / 2025年2月8日 12時0分

――その点は、キャプテン・アメリカを継承したサムに共通した感情なのかもしれません。

 毎回、(アフレコの)スタジオでは自分の未熟さに葛藤しながら、表現と向き合っています。悩みながら、信頼できる周りの皆さんに力をお借りしながら、前に進んでいる最中です。そういう意味では、“盾”を受け継いだサムの葛藤や重責にシンパシーは感じますし、そんな自分の思いを声に乗せていきたいと強く思いました。MCUにはたくさんの登場人物がいますが、やっぱり「自分が演じるのがサムで良かった」と思います。

●シンガポールでアンソニー・マッキーと対面、交わした約束とは?

――昨年11月、シンガポールで「ディズニー・コンテンツ・ショーケース APAC 2024」が開催されました。溝端さんも現地入りし、アンソニー・マッキーと対面したそうですね。

 そうなんです。アンソニーさんと会うのは今回が初めてでした。現地でインタビューさせていただく予定でしたが、その前日にパーティでもお会いできました。その場はアンソニーさんも、プライベートだったので、僕としては「ちょっとご挨拶だけでも」と思っていたんですが、いざご挨拶させてもらうと、とっても気さくで、一緒に写真も撮ってくださいました。

――パーティの席では、どんな会話があったんですか?

 長年、日本版の声優を務めていると伝えると、とても喜んでくださいました。「今度、僕が日本に行ったら、何かご馳走してくれよ(笑)」。そんなジョーク交じりの約束を交わしたんです。

――その約束がいつか実現するといいですね。翌日のインタビューはいかがでしたか?

 前日の印象とは打って変わって、「キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド」について、とても真摯に語ってくださいました。お話をしていて、何より、キャプテン・アメリカを受け継いだという、彼の並々ならぬ決意がひしひしと伝わってきました。そんなアンソニーさんの両面を知ることができて、いままで以上に好きになりましたし、アフレコを控える僕にとっては、アンソニーさんの熱い思いにとても背中を押されるものがありました。直接お会いすることができて、とても良かったなと思います。

●重責を背負うサムと、後悔を抱えたロス「2人の物語が、とっても胸アツ」

――「キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド」をご覧になった率直な感想を教えてください。キャプテン・アメリカを継承したサムが、映画館のスクリーンで初めて躍動する“新章”ともいえる作品だと思いますが。

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