新ジャンルの域を超えた!?話題の「澄みきり」を飲んで感じたキリンの本気

えん食べ / 2013年6月6日 17時0分

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キリン 澄みきり

週刊誌の日経トレンディが毎年発表する、その年の“ヒット商品ベスト30”。2012年版の1位は、何だったでしょうか?

正解は「東京スカイツリー」。2位が「LINE」で、3位は「国内線 LCC」です。どれも私たちにすっかり定着したランドマークやサービスですね。

このランキングの中には、既存の市場に大きなインパクトを与えた商品も。例えば、食感を最大限“生麺”に近づけたインスタント麺「マルちゃん正麺」(4位・東洋水産)や、軽自動車にしてファミリーカーと同じくらい広い車内空間を実現した「N BOX」(12位・ホンダ)。いずれも大ブレイクして品薄状態が続きました。筆者もマルちゃん正麺の CM を見てすぐに店頭へ走った記憶があります。

両者の共通点は、“低コスト”のカテゴリに属する商品なのに、その上位の高級カテゴリに迫る高い完成度を誇っていること。いわゆる“カテゴリ越境型商品”とでも言うのでしょうか?

これだけ物が溢れている時代だからこそ、生活者の商品に対する要求はどんどん高まり、それを満たすことがヒットの秘訣になっているのかもしれません。

そして、今年これらの仲間入りをしそうな勢いをみせているのが、先日キリンビールから発売された新ジャンル「キリン 澄みきり」。刀をイメージした銀色に光る缶を、すでに店頭で見かけた人も多いことでしょう。

5月20日付けの同社の発表によると、発売後わずか1週間で販売数100万ケース(大びん換算)を突破したとか!これは、同社の代表的な新ジャンル「のどごし<生>」以来のヒットを感じさせるスピードのようです。

この初回ヒットの裏側には、キリンの並々ならぬ努力と挑戦が詰まっているのを、ご存じでしょうか?

「キリン 澄みきり」は、原材料・麦100%(※麦芽・大麦・大麦スピリッツを使用)を最大の特徴としています。そして製法としては、「キリンラガービール」伝統の力強い飲みごたえを生みだすホップ、「一番搾り」から受け継いだ麦へのこだわり、そして「麒麟淡麗<生>」の、大麦からうまみを引き出す技術が注ぎ込まれています。麦のうまみをしっかり感じられつつも、後味に雑味がない、飽きの来ないテイストを実現しているそうです。

ここまでやって、ビールじゃないとか…!いや、あえて“新ジャンル”に惜しげもなく今までビールや発泡酒で培った技術を投下するなんて…キリンが新ジャンル市場の枠組を越えていこうとしている姿勢を感じずにはいられません。

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