「原宿・夏のパンケーキ祭 ~食べたり 読んだり 喋ったり~」トミヤマユキコさんと福田里香さんよるパンケーキ対談 Part I

えん食べ / 2013年8月13日 19時0分

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およそ80名のツワモノたち!

8月4日、日曜日の原宿は、いつものように日本中から集まった観光客でごった返していました。

その中には、原宿のパンケーキ店をハシゴしたツワモノもいたことでしょう。でも、パンケーキを食べるだけでは飽き足らず、2人の女性がパンケーキをネタに、文化について語る様子を楽しんでいた、さらなるツワモノもいたようです。

ツワモノたちが集まっていたのは、原宿「VACANT」。そこで行われていたのは、『パンケーキ・ノート』の著者トミヤマユキコさんと、「フード理論」の福田里香さんによるトークイベント「原宿・夏のパンケーキ祭 ~食べたり 読んだり 喋ったり~」でした。

食に関しても少女漫画に関しても、そしてメガネ男子に関しても、一家言も二家言もあるトミヤマユキコさんと福田里香さん。このお二方の対談が面白くないわけがありません。

面白そうなものは見逃さないのがえん食べ編集部。というわけで、対談が行われる原宿へと出かけてきました。どんなお話が聞けるでしょうか?

■今回の対談の目的は?

8月2日から6日まで、原宿「ROCKET」で開催されたパンケーキイベントに出演されたトミヤマユキコさん。この日の対談では、

「単においしいパンケーキ店を紹介するだけでなく、多角的に、文化的にパンケーキを語りたい」

と考え、その目的にぴったりの福田里香さんを対談相手として指名されたそうです。

対談は三部構成となっており、第一部ではトミヤマさんが聞き手にまわり、福田里香さんがパンケーキブームの現状とこれからについて語られました。

■パンケーキブームについて福田里香さんが語る

◆パンケーキは「ファッションフード」?

福田里香さん「今年、『ファッションフード、あります。』という本が出版されましたね。世界規模ではないけど食の流行は昔からみられました。例えば、お伊勢参りに行けば、宿場宿場に名物があって、皆、それを楽しんでいました」

『ファッションフード、あります。』とは、畑中三応子氏による著書。本来、生きるために必要とされていた「食」が、日本が豊かになるにつれて「ファッション(流行)性」を持ちはじめた、と分析した1冊です。福田里香さんは、パンケーキは最新の「ファッションフード」だと指摘します。

福田里香さん「ただ、流行(ファッション)だからいけないとは言えない。変なものを食べることで、食が進化したのは間違いないから。おかしなキノコを食べたり、海の変な生き物を食べたりして、死んでしまった人間は多いと思います。パンだって、結構賭けじゃないですか。放置していたら膨れていて、匂い嗅いで大丈夫そうかな?…ってことで焼いて食べたら美味しかった、とか。だけど、ちょっと菌が違っていたら死んでいたかもしれないですよね。多分その繰り返しで、食は進化してきた。今は科学的に分析できるから、食べなくてもこの菌はダメとかわかってきたけど、食はまだまだ壮大な実験の途上にあると思います」

えん食べ

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