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『虎に翼』寅子が新聞を手に涙する…第1回の冒頭シーンを”伏線回収”「嬉し泣きだと思い込んでた」

エンタメNEXT / 2024年5月30日 11時7分

『虎に翼』寅子が新聞を手に涙する…第1回の冒頭シーンを”伏線回収”「嬉し泣きだと思い込んでた」

佐田寅子役・伊藤沙莉  写真◎NHK

伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』(総合・月曜~土曜8時ほか)の第44回が30日(木)に放送された。

【写真】闇市をさまよう寅子、ほか『虎に翼』第44回場面カット【5点】

父・直言(岡部たかし)が亡くなったあとも、何事もなかったように生活を続けようとする寅子(伊藤沙莉)。そんなある日、収容所のベッドで優三と隣だったという一人の男が寅子を訪ねてきた。彼は寅子が作ったお守りを差し出し「病状が悪化したときに握らせてくれた」と話す。自分がご利益を吸い取ってしまったのではと涙を流す彼を見ても、寅子の心はまだ閉ざされたままだった。

口数も少なく表情も乏しい寅子を見かねた母・はる(石田ゆり子)は、寅子にお金を手渡す。「自分のためだけに使いなさい」「花江さんも私もどうしようもなくなったとき、内緒で思いっきり贅沢しました」…はるに背中を押され闇市で焼き鳥を買うも「美味しいものは一緒に」という優三の言葉を思い出し、寅子は手を付けることなく店を去ってしまう。

すると店の女性が「もったいないから」と新聞紙に包んだ焼き鳥を持って追いかけてきてくれた。寅子は焼き鳥を受け取ると、優三との思い出が詰まったあの川辺へ向かう。優三の優しい言葉や表情を思い出し、涙を流しながら焼き鳥を頬張る寅子。そしてふと目にした新聞には「日本国憲法」の文字が…。

第1回の冒頭シーンにつながる涙の川べりシーンに、SNSでは「謎の第一話の回収。。。泣けましたね〜」「まさか第1話のシーンが今日の話からだとは…」「やっと泣けたね、寅子」「毎日泣けるなんて本当に凄い朝ドラです」「1話のあのシーンこれだったんだ。嬉し泣きだと思い込んでた」「今日は涙で前が見えない…」など、第1回を再度見直した視聴者も多かったようだ。

明日は第45回。優三の死と向き合えた寅子はどう歩み出すのだろうか。

【あわせて読む】【明日の虎に翼】「すべての国民は法の下に平等である」立ち上がった寅子はもう一度仕事を探す

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