レスリング全国8強からグラドルへ…Iカップの歴代最強“ミスヤングマガジン”山岡雅弥の半生
エンタメNEXT / 2024年6月9日 6時0分
![レスリング全国8強からグラドルへ…Iカップの歴代最強“ミスヤングマガジン”山岡雅弥の半生](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/entamenext/entamenext_32562_0-small.jpg)
山岡雅弥 撮影/たむらとも
高校2年生で「ミスマガジン2021」にエントリー、芸能活動を始めたばかりにも関わらず「ミスヤングマガジン」を受賞。その後、様々な雑誌のグラビアを飾り、今年5月1日には初のイメージDVD『ナインティーン』をリリースした山岡雅弥。小学生のときに始めたレスリングでは「全国中学選抜選手権大会」ベスト8に残るなど、スポーツ万能という一面も持ち、現在は美大に通いながら芸能活動を行う彼女の半生に迫る。
【写真】「ミスヤングマガジン」受賞の山岡雅弥 撮りおろしカット【9点】
──山岡さんはレスリングで東京遠征したときにスカウトを受けて、この世界に入ったそうですが、レスリングを始めたのは幾つのときですか?
山岡 うちは「何かを始めるときは兄妹一緒に」という暗黙のルールがあったので、兄が始めるときに私、妹、弟の3人もクラブに通うようになりました。それが小学6年生のときでしたね。
でもオリンピックすら観ていなかったぐらい興味がなくて(笑)。しかも反抗期真っ只中だったので、やる気もなくて……。でも私だけやめると帰宅しても兄妹がいなくて一人ぼっちになるから、寂しいよりはマシだと思って嫌々通っていました。
──レスリングに打ち込むようになったきっかけはあったのでしょうか?
山岡 中学生になったタイミングで陸上部に入って、100m、砲丸投げ、ハードル、走高跳と、いろいろな競技をやってみたんですが、私にはレスリングのほうが合っているなと気付いて。そこからガチで打ち込むようになりました。
──そこから「全国中学選抜選手権大会」ベスト8という輝かしい結果を残すまでになったんですね。
山岡 クラブには私と妹以外の女子がいなかったので、いつも男子と一緒に練習をしていました。だから男子と同じ筋トレメニューをやらなきゃ怒られるし、女子だからって甘えは通用しないんです。それで結果的に強くなれたんだと思います。
──筋トレってどういうメニューだったんですか?
山岡 腕立て伏せ、バービージャンプ、自衛隊式のスクワット、うさぎ跳びなどです。筋トレが嫌いなので、本当に辛かったです(笑)。
──当時はオリンピックも視野に入れていたんですか?
山岡 めちゃくちゃ考えていました。先生からも頑張ればいけるんじゃないかと言ってもらえて。ただ、高校生になってもっと階級を上げようとしていた矢先にコロナ禍になってしまって……。
──それだけ前向きに頑張っていた最中にコロナ禍だとモチベーションも落ちますよね。
山岡 底まで落ちましたね(笑)。レスリングは相手に触るから、練習自体がなくなってしまたんですよ。もちろん大会も開催できないから、やりたくてもやれない状況。学校も休校になったから、とにかく暇で、何もやることがなくて結構病んじゃったんです。しょうがないからママと家のリノベーションを始めて、「やっぱり体を動かすのはいいね!」と再確認したりして。
──コロナ禍とはいえ、リノベーションというのもすごいですね。
山岡 ママが何でも自分で作るのが好きな人なんですよね。私が小学6年生のときにも福岡で古い家を買って、知り合いの大工さんと一緒にリノベーションをしたりしていて。それを間近で見て楽しそうだなと思っていたので、今回実際に自分でやってみてすごく面白かったです。なので、私も解体やエアコン改修のバイトをしてリノベーションの経験を活かしています。
──コロナ禍の前から芸能に興味はあったんですか?
山岡 小さい頃から人を笑わせるのが大好きで、芸人さんになりたいと思っていたこともありましたけど、子どもだったので本気で考えていた訳ではありません。
──目立つのは好きなほうでしたか?
山岡 むしろ嫌でした。レスリングの大会で結果を出したときも、全校集会で表彰されるのが無理で、先生に頼み込んで断っていたくらい。試合だと周りが見えなくなるというか、何も音が聞こえなくなって、相手しか見えなくなるから、すーっと試合に入り込むことができるので大丈夫なんですけど、人前に出ると頭が真っ白になっちゃうんですよ。
幼稚園のときに人前に出なきゃいけないことがあって、頭が真っ白になってぶっ倒れたこともあります(笑)。基本的に人見知りですし、注目されるのも苦手でした。
──そんな中で芸能界に入ることになるんですね。
山岡 コロナ禍でレスリングの練習もできなくなって、レスリング以外でやりたいことを考えたとき、漠然と芸能っていろんなことに挑戦できるから面白そうと思ったんです。そのタイミングでたまたまスカウトを受けて、事務所に入る決心をしました。
(取材・文/猪口貴裕)
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