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『虎に翼』民法改正でホッとしたのも束の間…花岡の死にネット衝撃「噓でしょ」「つらすぎる」史実は

エンタメNEXT / 2024年6月7日 11時36分

『虎に翼』民法改正でホッとしたのも束の間…花岡の死にネット衝撃「噓でしょ」「つらすぎる」史実は

佐田寅子役・伊藤沙莉  写真◎NHK

伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』(総合・月曜~土曜8時ほか)第50回が7日(金)に放送された。

【写真】花岡の死にどんよりとした空気が流れる、『虎に翼』第50回場面カット【5点】

穂高(小林薫)の「君をこの道に引きずり込み、不幸にしてしまったのはこの私だ」という言葉で火が付き、「はて?」が復活した寅子。その勢いのまま神保(木場勝己)と議論を繰り広げ、家族のヒントを得ながら無事に新しい民法を完成させた。

久々の明るい展開にホッとしていたのも束の間、ラスト15秒で衝撃の展開へ。寅子はいつものベンチでお弁当を食べながらキョロキョロと周りを見回していた。おそらく民法改正を受けて、花岡(岩田剛典)と話したいと思ったのだろう。彼の姿を探しているように見えた。

しかし花岡は現れず、寅子が事務所に戻ると部屋いっぱいにどんよりとした空気が充満していた。「どうしたの?」寅子が小橋(名村辰)に聞くと、小橋は「花岡が死んだ」とポツリ。寅子は「え?」と言葉を失い、動揺を見せた。

実際、1947年に当時裁判官であった山口良忠氏が栄養失調で餓死したという史実がある。彼は闇市の闇米を拒否し、家族や友人からの食糧も拒否。身体が弱って来てからも「自分が担当している被告人を未決のままにしてはならない」と、療養も拒否していたのだという。花岡の強い責任感は、山口氏から反映されたものなのかもしれない。

SNSでは「昨日の今日の展開に、思わず『はっ!?』って声が出た」「え、まって花岡さん…」「嘘でしょこれで週末を過ごすの」「花岡の『これからは正しい道だけを歩く』という言葉の回収がつらすぎる…」など、悲しみの声が集まっていた。

来週は第11週「女子と小人は養い難し?」がスタート。予告には滝藤賢一演じる新キャラに、轟に姿も?新たな展開に期待したい。

【あわせて読む】貧困・流産…女性の苦しさを丁寧かつリアルに描く『燕は戻ってこない』『虎に翼』とは違う辛さ

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