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話題のDJ美女・山崎あみが語るラジオ愛「リスナーさんと魂で分かり合えて、人の本質に触れられる」

エンタメNEXT / 2024年6月26日 6時1分

話題のDJ美女・山崎あみが語るラジオ愛「リスナーさんと魂で分かり合えて、人の本質に触れられる」

山崎あみ 撮影/山田健史、ヘアメイク/梅原麻衣子(GiGGLE)

Interfmのラジオ番組『MUSIClock with THE FIRST TIMES』のメインDJで、初の写真集『Cantabile(カンタービレ)』(ワニブックス)を6月26日に発売する山崎あみ。ラジオを中心に活動する彼女だが、もともとはコメディ女優志望。自信を持てなかった過去や、ラジオとの出会い、今後の展望などを山崎に語ってもらった。

【写真】山崎あみの撮りおろしカット【10点】

──写真集の話は山崎さんにとって“まさかの方向からのオファー”だったということですが、もともとは女優志望でいらっしゃったんですよね。

山崎 コメディ女優を目指していました。「ひたすらコメディ作品をやりたい」という思いで、女優を目指して受けたオーディションに、モデル部門で受かったんですよ。私はそれまで外見を全く気にしたことがなくて、前髪にくしも通らないほど美容に気を遣っていなかったので、「そんな私がモデルをやるんだ」と驚きました。

初めての撮影は佐々木希さんと一緒でした。それから外見を気にするようになって、お天気キャスターをやったりもしていたんですけど、だんだん自分の容姿に自信が持てなくなってきたんです。「カメラに映されるのが怖いかも」と感じていた時に、マネージャーさんが「じゃあラジオに挑戦してみる?」と言ってくださったんです。ラジオは「他人に見られない」という最高の環境でした。

──では、今後も活動の主軸はラジオで考えているのでしょうか?

山崎 人前に出ることにもだんだん慣れていかなきゃいけないとは思うんですけど、まだ少し抵抗はありますね。でもチャレンジはしていきたいんです。こうして綺麗に撮ってくださったからこそ、意外と自分を見るのも大丈夫かもと思えたので、この写真集をきっかけに気持ちは切り替えられました。

──ラジオでのお仕事を始めた時、難しさはありませんでしたか?

山崎 すごく難しかったです。ラジオってずっと喋り続けなきゃいけないから、自分の中の引き出しがなさすぎて、毎回終わる度に泣いていました。だから常に、例えば移動中でも誰かしらのラジオを聞いたりして、耳に声を入れるようにしています。インドアなんですけど、自分の苦手なジャンルにも挑戦してみるようにして、ゴルフやキャンプにも行くようになりました。私も経験を積んで色々と知っていかなきゃいけないなと思って。

──山崎さんにとってラジオとはどんな存在ですか?

山崎 ラジオは、どのコンテンツよりもリスナーの方と近いものだと思っているんです。だからリスナーの方と親戚みたいな感覚になれる。コンプライアンスが厳しい時代ですが、ラジオはよりリアルな内容をお届けできるんですよね。だからリスナーさんと魂で分かり合える感覚があります。私は見た目もクール系で「近寄りがたい」と言われたりもしますが、ラジオだったら声で想像力を膨らませてもらえるので、可能性が無限大なんです。



──ラジオは素に近い感覚でお話ができるんですね。

山崎 そうですね。テレビで活躍されている芸人さんとかでも本音が出たりして。ラジオはその人の本質に触れられる感じがあります。

──素が出ることで、言い過ぎてしまうような失敗はありませんか?

山崎 喋りすぎて、芸人さんに普通に「面白くない」と言っちゃうことはあります(苦笑)。自分で“地下芸人”とおっしゃっている方たちなんですけど、私は皆さんの良さを分かってほしいんですよ。ラジオだからこそ良さが出るみたいなところもあるので(笑)。その芸人さんの話はすごく長いんですけど、なるべく聞くようにしているんです。「何か面白い話が出てこないかな」みたいな。

──それは誰の話をしているんでしょうか(笑)?

山崎 SAKURAIさんです(笑)。本当に信じられないくらい話が長いんですよ。でも待っていると尋常じゃなく面白くなったりもするので、それを引き出したいんですよね。

──今後のグラビア活動は「需要があれば」ということでしたが、活動の展望はどんなものを描いていますか?

山崎 降りかかってきたものをやっていきたいタイプなんです。昔から、結構行き当たりばったりで。だから、目標を作ることが目標です(笑)。

──そのスタイルだからこそラジオに出会えたのかもしれませんよね。

山崎 そうですね。色んなことをとりあえずやってみないと、自分の強みって分からないと思っているんです。拒否してしまうと可能性が広がらないと思うので、色んなことに挑戦して、最終的に何が自分に合っているのかを見極めたいと思います。私は人に合わせるのが好きで、求められているものに応えたい。それが生きがいなんです。

(取材・文/山田健史)

▼information
写真集の発売記念お渡し会が2024年6月29日(土)13:00~ HMV&BOOKS SHIBUYAにて開催される。

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