乃木坂46 岩本蓮加×竹財輝之助W主演ドラマ『そんな家族なら捨てちゃえば?』7・18より放送開始
エンタメNEXT / 2024年7月1日 18時59分
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『そんな家族なら捨てちゃえば?』(カンテレ)
岩本蓮加(乃木坂46)、竹財輝之助がW主演を務める新ドラマ『そんな家族なら捨てちゃえば?』(カンテレ)が7月18日(木)から放送開始される。
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本作は、”家中に貼られたテープを越えてはいけない”というルールによって家庭内で孤独な生活を強いられている男・篠谷令太郎と、複雑な”家族のクイズ”を解き明かそうとする娘・一花が家族の再生を目指す人間ドラマ。
カンテレが動画配信サービス”DMM TV”とコラボした”リベンジ・復讐”がテーマのドラマ企画の第3弾で、毎週木曜深夜0時25分から関西ローカルで放送され、DMM TVにて独占見放題配信される。
原作は、芳文社のwebサイト「コミックトレイル」にて連載中の村山渉の同名コミックス。スキャンダラスなテーマと先が読めない展開がSNSを中心に話題を呼び、電子版を含む累計発行部数は100万部を突破している人気作。
脚本は、『サンクチュアリ-聖域-』(Netflix)を手掛けたヒットメーカー・金沢知樹ほか。ドラマでは、金沢によるオリジナルストーリーを多数盛り込んで展開していく。
主演を務めるのは、本作が連ドラ初主演となる岩本蓮加(乃木坂46)と、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)などで知られる実力派俳優・竹財輝之助。今回が初共演の2人は、いびつな家族の父娘役を務める。
岩本が演じるのは、物心ついたころから険悪な雰囲気の家庭で育ち、学校では周囲から浮いている内気な高校生・篠谷一花(しのや・いちか)。趣味のクイズのように、なぜ母が家中にテープを張って父を無視するようになったのか、複雑な“家族のクイズ”を解きたいと願う。
竹財は、そんな一花の父で“家中に貼られたテープを越えてはいけない”というルールによって妻子から無視をされ、家庭内で孤立している男・篠谷令太郎(しのや・れいたろう)を演じる。
本作が連続ドラマ初主演となる岩本。出演決定時の心境について「最初に主演のお話をいただいた時は、不安もありました。演技の経験が多いわけではないですし、主演となると覚えるセリフやシーンも多いので“大丈夫かな”と。でもすごく明るい現場で、楽しんで撮影しています。やわらかくいろんな表情をする一花をお届けできたらいいなと思います」と意気込む。
さらに「実はオファーをいただく前に原作を読んだことがあって、家の中にテープが貼られている家庭という異様な感じにまず惹かれました。ドラマのお話をいただいて改めて漫画を読んで、それを踏まえた上で台本を読みました。ドラマだと一花が暗すぎず、やろうと決めたらすぐ行動に移すような天真爛漫な部分も持ってる子になっていて感情移入しやすいと思います」と明かした。
また複雑な家庭で育ちクラスで浮いている女子高校生・一花の役作りについて聞くと「高校生という思春期に、一花は家族の問題に直面します。少しの変化が大きな刺激になってしまう繊細な部分や、同級生の光と出会って一緒にクイズ形式で謎を解いていく、つらいけどちょっと楽しんでもいるところが表現できたらいいなと思っています」と真剣な思いを明かす。
さらに自身のファンに向けて「過去にもちょっとひねくれた、だけどその中にかわいい部分がある子の役をやってきたのですが、今回はその色がより濃く出る役です。“よくある学園ドラマ”の役をやらない私を見てきたファンの方は“なんで蓮加ちゃんってこんなに暗めの役をやるんだろう?”と思うはずです(笑)。
私も明るいようでいて、学校生活に悩んだ時期があったので、少なからず自分に重なる部分もあります。”難しいシーンも共感しながらやってるのかな”とか、いろんな視点で新しい私を見ていただきたいです」とコメントし、表情をほころばせた。
最後に「家族の問題で苦しんでいる方も、共感できたり、前向きな気持ちになったり、いろんな感情になるドラマになっていると思います。笑えるようなシーンもあり、クイズ形式で謎を解いていくので、どういう展開になっていくのか楽しみながら見ていただけたら嬉しいです」と笑顔で呼びかけた。
竹財は、最初に台本を読んだ際の心境を振り返り「ラストシーンを読んで”これオンエアできるの?大丈夫?”って聞きました(笑)。カオスです。お芝居としては面白いなと思いましたが、それ以上にまともな人が1人もいないので大変だな、と。令太郎は大したことないです。周りの女性陣が大変、というのが率直な感想です」とクールに話す。
今回は、”イケオジ”のイメージからかけ離れた、無精ひげをたくわえた孤独な夫役に挑む竹財だが「令太郎には別に注目してもらわなくても大丈夫です(笑)」とあっさり。
しかし役作りの方針について聞くと真摯な面持ちで「とりあえず今回は令太郎の軸は作らず、和美だったり一花だったりの軸に合わせて僕が回れたら、と思って演じています。軸を作ってしまうとその人中心になってしまうので、ふわふわしてるというか。現場に行ってお芝居をしてみないと、自分でもどうするかわかってないです。
監督とは、令太郎について元々は優しくて家族を大事にする人が、仕事とかで疲れて自分自身にもがっかりして病んでるのかな、とお話しています。まともな精神状態じゃない人ですね」と語った。
最後に視聴者に向けて見どころを聞くと「個性的な人たちが多いので、このドラマに限っては共感していただくことはないと思います。本当に”これ共感したらやばいですよ”っていうお話だと思ってるので(笑)。でも見ていて面白いお芝居をされる方がいっぱいいらっしゃいます。こういう世界もあるんだな、こいつら馬鹿みたいなことやってんなっていうのを楽しんでいただければと思います。カオスです」と茶目っ気たっぷりにメッセージを送った。
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