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≠MEがツアーファイナルで2万人を魅了、最新曲『夏が来たから』初披露&MV解禁

エンタメNEXT / 2024年7月16日 15時20分

≠MEがツアーファイナルで2万人を魅了、最新曲『夏が来たから』初披露&MV解禁

≠ME (C)YOANI/KING RECORDS

指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ≠MEが7月15日(月・祝)、全国ツアー2024「やっと、同じクラス」のファイナルをグループ最大規模の会場となる神奈川県・横浜アリーナにて開催した。

【写真】≠ME 全国ツアー2024の様子【24点】

本ツアーは4月よりメンバーの出身地を凱旋し、全国8会場15公演を駆け抜けてきた。ファイナル公演では、お馴染みのOvertureが響くと、映像でのメンバー紹介ではなくメンバー一人一人が順にステージに登場する特別演出からスタート。メンバーカラーの制服衣装を見にまとったメンバに―スポットライトに照らされると、会場に集まったファンからは大きな歓声と共に、ペンライトが力強く振られた。

ツアーファイナルの幕開けを飾ったのは『偶然シンフォニー』。鈴木瞳美が「ノイミー横浜アリーナ!」と叫ぶと尾木が「盛り上がっていくぞー!」と続き、軽快に銀テープが舞うと、早くもファンが熱気を帯びる。

続く『秘密インシデント』では冨田が「≠MEです!今からみんなのところに行くよー!」と合図を送ると全員がステージを移動し、さっそく客席近くで手を振るファンサービスに加え、『「君の音だったんだ」』では360度楽しめるよう円形にフォーメーションを変えてのパフォーマンスも。

『君はこの夏、恋をする』は、夏祭りや花火の雰囲気。ツアー各地で凱旋メンバーが短冊に書いた願い事を読み上げる演出がなされ、この日は昼公演に蟹沢、夜公演に櫻井が願い事を読み上げた。

『好きだ!!!』ではメインステージをふんだんに使って華やかに展開。続けて軽快なリズムに乗せたメンバーの他己紹介とダンスパフォーマンスを挟むと、ステージにはメンバーが一人で登場。

ツアー各地で凱旋メンバーがカバー曲を披露してきたパートとなり、この日は昼公演に蟹沢が坂道AKBの『誰のことを一番 愛してる?』を、夜公演には櫻井が=LOVEの『この空がトリガー』を、それぞれの魅力たっぷりに披露した。

SEを挟むと落合・川中子・冨田・永田が『Marcato』、尾木・蟹沢・河口・櫻井・菅波が『春の恋人』、鈴木・谷崎・本田が『デート前夜レクイエム』とユニット曲を披露し、会場をその曲の世界にどっぷりと浸らせた。

≠MEらしいダンスパフォーマンスを挟むと、衣装を着替えた全メンバーが再びステージに集結。昼公演では『フロアキラー』から、夜公演では『ワタシアクセント』から始まり、『P.I.C.』『アンチコンフィチュール』とダンスナンバーを立て続けに披露。会場を瞬く間に魅了したかと思うと、続く『天使は何処へ』ではなんと冨田が空中にフライングする圧巻のパフォーマンスも。

一度メンバーがステージを去ると、スクリーンに映像が。オーディエンスが待望した「9thシングル」という文字とともに、8月28日(水)にリリースされる9thシングルのタイトルが『夏が来たから』と映し出されると、会場からはこの日一番の大歓声があがった。

会場でミュージックビデオが初解禁されると、夏らしいデニムの新曲衣装にチェンジしたメンバーが登場。『夏が来たから』が初パフォーマンスされると会場は歓喜に沸いた。

9thシングル『夏が来たから』は、「夏が夏が夏が来たから」という歌詞に印象的なリズムが乗る、夏のワクワク感と暑さ、片思いの熱さに焦燥感と、気持ちが騒ぐエモラブサマーチューンとなっている。この夏マストな1曲になりそうだ。

続くメインステージにはバンドセットが登場。本ツアー用に制作された新衣装に着替えたメンバーが、バンドミュージックに乗せてコールアンドレスポンスを誘うと「ノイミー!ノイミー!」の声が会場に響き渡り、『てゆーか、みるてんって何?』や『クルクルかき氷』を織り交ぜたユニークな展開で会場はさらにヒートアップ。昼公演では『このままでモーメンタリ』、夜公演では『桃色デイブレイク』を続けて披露した。

『す、好きじゃない!』『ヒロインとオオカミ』ではファンの声出しを誘い、一体感を作り上げると、続く楽曲では会場がしっとり雰囲気を一変。川中子の囁くような歌声で『君はスパークル』の風景を描き、『はにかみショート』『初恋カムバック』では再び声出し&ガチ恋口上でファンとの絆を確かめた。

ここまでノンストップでトークなく展開してきたが、初めてのMCでは、ツアー恒例となった凱旋メンバーのご挨拶、ファンからの「ももきゅん、もえこ、おかえりー!」の声に、神奈川県出身の蟹沢と櫻井が「ただいまー!」と挨拶し、アットホームな雰囲気に。

本編ラストは『まほろばアスタリスク』。大サビ前には冨田の「皆さんは、私たちにとって、本当にかけがえのない存在です!3ヶ月間のこのツアー、本当にありがとうございましたー!」の声を合図に銀テープが宙を舞い、感動的な雰囲気ながらも、オーディエンスを熱狂させたまま、バンドと息を合わせ、幕を閉じた。


少し肩の力が抜けてはじまったアンコール1曲目は『想わせぶりっこ』。トロッコに乗りファンの近くでレスを送り、会場にいるひとりひとりに感謝と喜びを届ける。

『デートの後、22時』では鈴木がスマートフォンを持ち、ステージ上のメンバーを至近距離で撮影した映像がモニターにリアルタイムで映し出され、最後にはメンバー全員とファンが一緒に映る思い出作りも。

『「君と僕の歌」』では、会場がペンライトでグループカラーのエメラルドグリーン一色に染まり、涙を誘うシーンに高揚感に包まれた。

冨田が「そして、本日、初披露でした!9枚目のシングル『夏が来たから』、いかがでしたか〜?」と切り出すと歓声と共に大きな優しい拍手に包まれ、「この楽曲はエモーショナルな夏のラブソングになっています!この夏もノイミーちゃんと、この楽曲と、みなさん一緒に、たくさん過ごしていただけたら嬉しいなと思うので、ぜひこれからもたくさん聴いていただけたらなと思います!」と9thシングルを通しての今後の活動に期待を膨らませた。

夜公演ではここで『ラストチャンス、ラストダンス』の披露と共に幕を閉じ、会場スクリーンにエンドロールが流れると、カーテンコールでメンバー一人一人が登場。深々としたお辞儀で感謝を伝えると、会場が温かい拍手に包まれた。横一列にメンバーが揃ったところで再び全員でお辞儀をすると、会場スクリーンがキラリと光り、突如映像が映し出された。

そこには「追加公演決定!」の文字が。サプライズでの発表にメンバーとファンが驚く中、追加公演として11月に≠ME 全国ツアー追加公演2024「修学旅行、同じ班がいいな。」の開催が発表された。

11月9日(土)には≠ME初の沖縄公演となる、沖縄県・那覇文化芸術劇場なはーと大劇場での公演、11月23日(土・祝)には千葉県・幕張メッセ 国際展示場 展示ホールでの公演が発表された。こちらの公演は、毎年恒例で年末に行っている「特別公演」として、この時期に開催される。チケット詳細は追ってお知らせがあるとのことで、追加情報を待ちたい。

冨田の「このままでは終われないよねー?」の声に会場が大歓声で応え、ダブルアンコールとして『≠ME』を披露。昼公演ではMC前にパフォーマンスしたこの曲を、ツアーファイナルのオールラストに掲げ、お馴染みの「好きだー!」の声を叫ぶとツアーの充実度の高さを実感した。

発表を受けリーダーの蟹沢は「改めまして、同じクラスの皆さん!最後まで一緒に盛り上がっていただきありがとうございます!登場した瞬間から最後までペンライトが本当に綺麗だったんですけど、≠MEのことを愛してくれる方がこんなにたくさんいるんだとすごく肌で感じました。皆さんとならどこまでも行けると思っています!これからも≠MEと最高の青春を駆け抜けていきましょう!また追加公演や、その先の未来で絶対会いましょう!本日は本当にありがとうございました!」と話し、多幸感に包まれながら笑顔でステージを後にした。

なお、公演後には≠ME公式YouTubeチャンネルにて9thシングル『夏が来たから』のミュージックビデオが公開されるとともに、CDジャケット写真・新アーティスト写真と商品情報も解禁。さらに16日0時からは『夏が来たから』の先行配信もスタートしている。



【あわせて読む】≠ME メンバーの出身地を凱旋する全国ツアーがスタート、1stアルバムより新曲4曲を初披

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