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『海のはじまり』第6話で驚愕の展開 遂に明かされた、古川琴音演じる水季が出産を選んだ理由

エンタメNEXT / 2024年8月6日 18時37分

『海のはじまり』第6話で驚愕の展開 遂に明かされた、古川琴音演じる水季が出産を選んだ理由

『海のはじまり』公式HPより

Snow Manの目黒蓮が主演を務めるTVドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)の第6話が、8月5日に放送された。物語は、出産間近の水季(古川琴音)が母の朱音(大竹しのぶ)と会話しているシーンから始まる。実家には帰らず、一人で産み、一人で育てると主張する水季に、朱音は「あんたみたいな甘いペースの子は、一番子育てに向いてないの」と一刀両断。だが水季も、「お母さんは?向いてた?子育て」と切り返す。子育てに向いている/向いていない母親なんて誰もいない。気がつけば皆ちゃんとお母さんになっている…ということを、このドラマはオープニングから提示する。(以下、ドラマのネタバレを含みます)

【関連写真】ドラマ『海のはじまり』より夏(目黒蓮)&海(泉谷星奈)

そして、ドラマは現代パートへ。海(泉谷星奈)と一緒に過ごすために、休暇を利用して南雲家で生活することになった夏(目黒蓮)。弥生(有村架純)に教えてもらった三つ編みの成果を出そうと、僕が髪を結います!と自信満々に手を挙げるものの、彼女のリクエストはまさかの編み込み。結局、朱音が夏の髪を結うことになる。だが彼のひたむきな努力は、海と朱音にしっかりと届いていた。

そして夏は海と一緒に、かつて水季が暮らしていたアパートに向かう。そこに登場する大家さん役が、まさかの岩松了!『時効警察』や『大豆田とわ子と三人の元夫』で知られる、名バイプレイヤーだ。写真屋の店主役(第4話)として山崎樹範が登場したときも感じたが、このドラマはゲスト出演陣も演技派ばかり。安心感・安定感のあるトーンを作品に付与している。

やがて物語は、「なぜ水季は出産しようと思ったのか?」という問いへと向かっていく。彼女の同僚だった津野(池松壮亮)に尋ねてみても、その答えは分からない。それどころか、「月岡さんより僕の方が悲しい自信があります」と、あからさまに複雑な感情をぶつけられてしまう。「海を認知するのかしないのか」という、遠くない未来にやってくる<決断>のときにあたって、津野の存在は今後より大きくなっていくかもしれない。

物語の終盤では、中絶手術を受けるために水季が病院を訪れる回想シーンが描かれる。そこには、驚愕の展開が待ち受けていた。



病院の待合室で、「ご意見ノート」を見つける水季。そこには、中絶を選択したある女性の率直な想いが書かれていた。「強い罪悪感に襲われています」、「罪悪感を他人のせいにしてしまい、そんな自分にまた落ち込みます」。ノートに書かれていた言葉はいつしかモノローグとなり、水季の姿は弥生の姿に切り替わる。この文章を書いた人物は、弥生だったのだ。

「他人に優しくなりすぎず、物分かりのいい人間を演じず、ちょっとズルをしてでも、自分で決めてください」と綴られた文章は、「どちらを選択しても、それはあなたの幸せのためです。あなたの幸せを願います」で閉じられる。

やがて看護師から中絶の同意書を渡すように求められると、彼女は涙ながらに「母子手帳をしっかり読んで、それから決めます」と答え、「あまりないんだけどなあ。人に影響されること」とつぶやく。水季が出産を選ぶ後押しをしたのは、弥生だったのだ。

ラストシーンは、水季が「お母さんは?向いてた?子育て」と訊ねるオープニングの続きに。「向いている訳ないでしょ。短気でせっかちなんだから」と答える朱音。最初と最後のシーンが繋がるサンドイッチ構造といい、水季と弥生が「ご意見ノート」を通じて繋がっていたという展開といい、この第6話は神回と呼んで差し支えないのではないか。

クライマックスに向けて、いよいよ『海のはじまり』は物語としての“強さ”を見せ始めてきた。

【あわせて読む】ドラマ『海のはじまり』“家族愛”を押し付けない優しい脚本「嫌いでいいよ、親だって人だし」

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