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NGT48・西潟茉莉奈、10枚目シングル『一瞬の花火』リリースで「私にしかできないことがある」

エンタメNEXT / 2024年8月26日 6時0分

NGT48・西潟茉莉奈、10枚目シングル『一瞬の花火』リリースで「私にしかできないことがある」

NGT48・西潟茉莉奈 撮影/たむらとも

新潟県を拠点に活動するアイドルグループ「NGT48」に所属する西潟茉莉奈は、1995年10月に生を受けた。現在28歳。芸能活動を始めてもうすぐ丸10年になる。グループの中心メンバーとして活動を続けているが、どんなことを考えながらアイドルをしているのだろう。その本音に迫った。

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 NGT48は今月28日に10枚目のシングル『一瞬の花火』をリリースする。10枚の表題曲すべてを西潟茉莉奈は歌ってきた。

西潟「48グループはシングルを16人で歌うことが多いんですけど、今回は11人選抜でした。ありがたいことに私も選んでいただけましたが、今のNGT48は全体で30人もいないので、自然と選抜メンバーの数も少なくなったみたいです。それでも、1期生が3人とも入ったのはすごく嬉しかったですね。結成当初から走ってきた仲間ですから」

 NGT48が本格的に活動を始めたのは2016年1月のこと。初期メンバーは20名以上いたが、現在は3名のみ。それぞれが自身の目指す道へと巣立っていった。

 今回のシングルのセンターは3人。ドラフト3期生の藤崎未夢、2期生の大塚七海、小越春花がグループの顔となる。そこに1期生の姿はない。
 西潟はグループ内の役割分担をこう分析する。

西潟「例えばリハーサルの時だと、グループのキャプテン・みゆみゆ(藤崎)は背中で見せてくれるタイプで、言ってみれば生徒会長です。大塚七海ちゃんもみんなにアドバイスをしてくれる学級委員です。そして、小越春花ちゃんは胸に秘めた熱い想いを伝えてくれる先生です。そんな中、私の役割は保健室の先生みたいな存在なのかな(笑)」

 グループの役割分担は、全メンバーが出演するコンサートのリハーサルで如実に表れる。司令塔がいないとリハーサルが進まないし、パフォーマンスにこだわりを見せるメンバーもいる。ダンスの先生に怒られることがあれば、ムードメーカーが場を明るくする。1期生3人はどんな態度でリハーサルに臨んでいるのだろう。

西潟「清司麗菜ちゃんはわりとみんなに(アドバイスを)言ってくれるタイプですけど、私と(奈良)未遥は見守るタイプです。でも、後輩から個人的に相談されたら答えるようにはしています」

 NGT48は2019年にチーム制を撤廃。メンバーを固定せずに日々の公演を行っている。チームにはキャプテンがいるものだが、それがない。よって、コンサートでグループの全体像が浮かび上がる。1期生が多数在籍していた頃は、当然1期生が主導権を握っていたが、もはやそれは過去の話。後輩たちが中心になっているようだ。

 “保健の先生”である西潟を訪ねてくる後輩は少なくない。

西潟「4期生のあるメンバーが序列に悩んで、相談に来てくれました。『どうしたら前に行けますか?』って。それは加入したら誰もがぶつかる壁です。『大丈夫。これからだよ』と伝えたんですけど、これからどう変われるかは自分次第だということを私の体験を踏まえてお話ししました。アイドルは活動を続けていると、心が折れてしまうことがあります。私にも似たような体験がありました。長く在籍しているといろいろな感情と出会うので、活動について悩んでいる後輩には、当時の自分の気持ちを思い出しながらアドバイスします」



 そんな西潟も先輩に相談した過去がある。相談相手は柏木由紀だった。この春、AKB48を卒業した柏木だが、NGT48と兼任していた時期がある。

西潟「私も序列のことをゆきりん(柏木)さんに相談しました。1stシングルでの私は、3列目の端から2番目の位置でした。『青春時計』のサビって、人が重なっちゃうから後ろにいる私はカメラに映りにくくて。そのことで悩んでいたんですけど、ゆきりんさんは『大丈夫。これからだよ。これからどうにでも変われるから』と親身に相談に乗ってくださいました。AKB48からNGT48に完全移籍をした北原里英さんは、どちらかというと友達のような感覚で接してくださって、テレビ番組の感想を言い合ったりするような関係でした。先輩であるおふたりと接していると和やかな気持ちになれて、いま考えると、おふたりがグループにとっての保健の先生だったんだと思います」

 大先輩の導きによって、NGT48のスタートダッシュは上々だった。日本海側にできた初の48グループとして話題性もあり、注目を集めた。初期メンバーは逞しく育っていった。

 人気メンバーも誕生した。荻野由佳、本間日陽、中井りか……。AKB48グループの「選抜総選挙」で上位に食い込むメンバーも輩出した。今年の春までに彼女たちのほとんどが卒業している。そうなると、自ずとグループ像は変わっていく。

西潟「去年はりかちゃん、今年は日陽が卒業して、グループの雰囲気がまた変わりました。りかちゃんは面白いことをズバズバ言ってくれていたけど、そういうキャラクターの子がグループからいなくなってしまいました。日陽はバレエ仕込みのきれいなパフォーマンスがトレードマークでしたけど、そんなダンスに影響を受けた後輩たちが成長している途中です。グループ全体が試行錯誤している段階なんだと思います。荻野由佳ちゃんも含めて3人がNGT48の顔としてグループを引っ張ってくれていて、「この子は新潟のメンバーだな」って一目でわかる存在でした。そんな子がいなくなってしまったという不安があります」

 不安は一人で抱えていても何も生み出さない。同期で共有することもある。

西潟「残された同期3人でそんな話をすることもあります。これからどうなっていくんだろうねって。そして、自分たちには何ができるんだろうって。その話し合いはいつも同じ結論に達するんです。私たちは自分にできることをするしかないねって。れいにゃー(清司)は自分の好きなスケボーをお仕事につなげています。未遥は最近、写真集を出して、自分の夢を実現させました。自分の夢を口に出して、実現させることで後輩たちに背中を見せるようにしています」

 そこで、自分にできることは何なのだろう? 何度自問自答してきたことか。

西潟「ファンの方に言われて嬉しかったのは、『まりちゃんのポジションはまりちゃんにしかできないよね』ということです。センターはシングルごとに変わるけど、私には私にしかできないことがある。自分のやってきたことが正解だったんだなって思いました。グループ最年長として、これからも“保健の先生”でありたいです(笑)」

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