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SKE48・浅井裕華、休業からの選抜復帰へ…心のよりどころは漫画家の姉と須田亜香里

エンタメNEXT / 2024年9月6日 6時0分

SKE48・浅井裕華、休業からの選抜復帰へ…心のよりどころは漫画家の姉と須田亜香里

SKE48・浅井裕華

SKE48・浅井裕華は33rdシングル『告白心拍数』で選抜メンバーに復帰した。先輩たちの力を借りて大きくなったこの7期生は、昨年20歳を迎え、いつの間にか一人前になっていた。彼女を救ってくれたのは先輩や仲間たちだった。

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浅井裕華はSKE48の7期生である。2015年3月にお披露目されたので、来年でアイドル生活10周年となる。

これまでの道のりは決して恵まれていなかったわけではない。2019年、『FRUSTRATION』で初選抜となってから2023年の『好きになっちゃった』まで選抜入りを果たしてきたし、最前列で踊るシングルもあった。

ところが、前作の『愛のホログラム』では選抜落ちを経験した。昨年、休業していたからだ。

そして、今作『告白心拍数』で選抜復帰を果たす。その報はマネージャーから知らされた。

浅井「私が歯医者の待合室にいたときに電話がかかってきて、『選抜です』と聞きました。すぐに家族のLINEグループに連絡をしたら、みんな喜んでくれました。前のシングルでは選抜じゃなかったので、たくさんのファンの方が『次は入れるといいね』と言ってくださっていました。でも、私から『次は入りたいです』と伝えていなかったし、実際入れるかどうかわからないのでドキドキしていました」

アイドルが休業から復帰すると、不安がつきまとうものだ。「戻ってきてよかったね」だけでは済まされない。休業している間にファンが去ってしまう危険があるからだ。

浅井「推し変しちゃった方もいると思います。それは当たり前のことですし、私から止めることもしません。実際、そういう方はいました。でも、復帰してみたら、去年まで応援してくださっていた方が握手会やトーク会に意外と多く来てくださって、『また一緒に頑張ろうね』と声をかけてくださいました。復帰してからファンの方のありがたさを知ることができました」

大人数アイドルグループにとって選抜メンバーになることは栄誉だ。グループによって、あるいは曲によって人数は異なるが、選抜入りできるのは全体の半分から3分の1程度。SKE48は2024年8月時点で56名が所属していて、選抜メンバーは18名。選抜の衣装に袖を通せるのは3割強だ。



浅井「選抜になれるかどうかは、メンバーにとって一番大きなことだと思います。選抜になる前はそんなに大きな違いはないだろうと考えていました。でも、いざ入ってみると、CDのジャケットに自分が写っていたり、歌番組に呼ばれたり、自分だけの衣装がもらえたりします。そうすると、自分は選ばれたんだという意識が強く芽生えてきました。ファンの方からの反響もまったく違いますし、〝選抜″っていう言葉の響きもカッコいいですしね(笑)。選抜として踊っていると、気分も違ってきて、パフォーマンスにも影響が出てきます。それはアイドルとしての成長にもつながってくると思います」

選抜に入るためには、大前提として活動を続けている必要がある。ところが、浅井は休業をした。昨年の春から秋にかけてのことだった。

浅井「そのとき、シングルの選抜メンバーだったけど、休業を選んだことによって急に参加できなくなったんです。だから、そのシングルのMVにも映っていないし、コンサートや夏フェスで踊ることもできなくなってしまいました」

その頃の浅井は、長年の活動に疲れていた。物事をマイナスでとらえる癖があり、小さなことも必要以上に気にする性格だ。

浅井「一昨年の終わりにダークモードに入ってしまって、心から活動を楽しめなくなったんです。家で毎日泣いていました」

浅井は休業を決断した。ただ天井を見つめているだけの日もあった。ゲームで心を紛らわせる日もあった。とにかく活動のことを忘れようとした。そうしないと、気持ちが休まらず、休業した意味がない。

浅井には相談相手がいる。一人は姉だ。若くして賞を獲ったこともある漫画家だ。そんな姉は韓国へ留学していた。姉を追って妹も韓国へ渡った。

浅井「2週間くらい、韓国の姉のもとで暮らしていました。お姉ちゃんは14歳から漫画家をやっているから、小学生からアイドルをしている私と同じような悩みを抱えていたんです。先輩との実力の差に落ち込んだり……。そういうのって一緒だねっていう話をして、共感しました」

海を渡って来てくれた先輩もいる。須田亜香里だ。須田はすでにアイドルを卒業していたものの、浅井は現役時代から須田を心のよりどころとしていた。

浅井「以前から須田さんと一緒に韓国に行こうという話はしていたんです。私が姉の家に居候しているとき、『いま韓国なんです』と伝えたら、須田さんは『明日、休みだから行こうかな』と言って、急きょ始発の便で来てくれました。朝10時から一緒に遊んで、真剣な話もたくさんしました。その日の最終便で須田さんは帰って行ったけど、楽しい一日になりました。話を聞いてもらっているだけで私は泣いちゃうんですけどね」

浅井にはもう一人頼りにしている人物がいる。AKB48からSKE48に移籍した佐藤すみれだ。6年前にアイドルを卒業し、3年前に結婚。現在は子育てに追われている。

浅井「すみれさんは現役時代から私をかわいがってくださっていました。それもあって、いろいろと相談しやすいんです。休業中、私の所属しているTeam Eの新公演が始まりました。私は情報をシャットアウトしたかったから、すみれさんに名古屋まで来てもらって、その初日は一緒に過ごしました。どうしても情報が入ってきてしまうから、一人では気持ちが落ち着かなかったんです」

よき相談相手の先輩2人にはまだ選抜復帰を報告していない。



浅井「私、自分からなかなか連絡できないんです。最近、すみれさんとは会う予定があって、その場で報告しようと思っていたけど、お子さんが熱を出してしまって、会えなくなりました。お世話になった方たちなので、ちゃんと報告したいです」

半年間の休養は、浅井の心を落ち着かせた。徐々に復帰へと傾いていった。

浅井「休業中、一度劇場公演を観に行ったんです。私が知らない曲をメンバーが踊っていました。それを観て、私も踊りたいなと思ったんです。休んでいる間も家で少しずつ踊ってはいたので、やっぱり私って踊るのが好きなんだなって思ったんです。それで決意しました」

復帰した浅井はメンバーにもファンにも温かく迎えられた。今はアイドルができる喜びに浸っている。

浅井「休業中のことを取り戻すのに必死だったけど、今は活動を心から楽しめています。アイドル10年目ですけど、1年目と同じ感覚です。踊ること、ファンの方が反応してくださること、トーク会でお話しできること。すべてが新鮮に感じるし、自分を見てもらうことが前よりも好きになりました。自信がついてきたのかな」

一人で部屋の天井を見つめていたあの頃にはないものを感じていた。浅井は生きている実感を、アイドルをすることで手にしていた。

人間関係にも変化があった。

浅井「メンバーと一緒に過ごすことも楽しいです。私、相談相手の先輩が卒業してから孤独を感じていました。チームのみんなと馴染めていないんじゃないかと勝手に思っていたんです。でも、見渡せば仲間がいるんだって気づきました。同期の末永桜花ちゃんとは旅行に出かける仲です。おーちゃん(末永)は私に相談してくれるようにもなりました。ホテルの部屋で夜中3時まで話し込むこともあります。

同じチームの池田楓ちゃんも私に相談してくれます。それに、入ったばかりの後輩が、私の写真をスマホの待ち受けにしてくれているんです。憧れられる人になることが今年の目標だったので、叶えられて嬉しいです。少しずつですけど、普通に話せるメンバーが増えてきました。まあ、まだ(2期生で、大先輩の)斉藤真木子さんと話すのは緊張しますけど(笑)」

孤独だった休業期間を経て、浅井は大切なものを取り戻した。そればかりか、以前はどうしても持てなかった自信さえ身につけた。

浅井「パフォーマンスには自信があります。自分が踊ることはもちろん、レッスン場を覗いて、自主練をしている後輩を教えるのも楽しいです。すみれさんは卒業される前、若手育成係をやられていたけど、私も今後そういうことができたらいいですね」

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