コスプレイヤー雨宮れいな、黒歴史をバネにアイドルに「学生時代はぼっち、昼食はトイレで食べてました」
エンタメNEXT / 2024年10月19日 6時0分
雨宮れいなさん(@Reina_Amamiya) 撮影/ひがけん
アイドルとしてステージに立ちながら、趣味としてコスプレも楽しむ雨宮れいなさん。コスプレ活動で、一時は批判も浴びた経験もあったそうだが、現在はアイドルグループ「youmenosay」のメンバーとして新たなスタートを切った。彼女の、原点を訊いてみた。(前編後編の前編)
【写真】学生時代は友達が少なかったと語る雨宮さん、撮り下ろし&コスプレカット【11点】
――今はアイドルとして活動されていますが、どんな学生生活を送っていましたか?
雨宮さん 中学時代はかなり地味で目立たない生徒でしたね。カーストで言えば下の方で、いじめではなかったと思うのですが、「ブス」「きもい」などと言われていて男子から避けられていたように思います。部活はバレーボール部に所属していましたが、特に面白いとも思わず…。高校に入ったら自分を変えたい!と思っていました。
――実際、変化はありましたか?
雨宮さん 高校に入ると、メイクも覚えて人間関係をうまく築くために、クラスの皆に自分から挨拶をしたり、サッカー部のマネージャーをしたりして頑張っていました。でも友達は少なかったので、一人で過ごすことが多かったですね。2年生になったら急にめんどくさくなって、引きこもりになりました(笑)。
――どうして…。
雨宮さん 人間関係が悪かったとかではないんです。ただ、「単位が足りてるからいいや」という理由でサボり気味になり、結果友達もあまりできず。数少ない友達が学校を休んでしまったら一人ぼっちなので、昼食はトイレで食べていました。
――入学当初、仲良かった友達はどうしたのですか?
雨宮さん 頭が良い子たちだったので、2年生に上がったタイミングで進学コースに振り分けられて、私だけ取り残されたんです。他のグループの人たちは関係ができあがっていて入り込む余地も、元気もなかったですね。
――なるほど。トイレでご飯を食べていたのはすごいですね。
雨宮さん 使われていない旧校舎のトイレだったのでバレていなかったと思います。それに一人ぼっちでいることのほうが辛かったですね。でも、後輩の女の子からはモテました(笑)
――後輩の女の子ですか。
雨宮さん 文化祭で、「先輩、一緒に写真取ってください」と言われたり、他にもサッカー部の試合で他校に行くと、その高校の生徒からもモテていました。人生最大のモテ期だったかもしれないです(笑)。
――そんな雨宮さんがコスプレを始めたキッカケを教えて下さい。
雨宮さん コスプレは高校2年生から始めました。当時はオタク文化がそこまで浸透しておらず、「オタク」って言われるのが怖くて、「ディズニーが好き」と言ってごまかしていましたね。でも、何を思ったのか、文化祭で『ラブライブ!』の矢澤にこちゃんのコスプレやっちゃったんです。
――突然のコスプレですか!
雨宮さん びっくりですよね。文化祭の1日目は『ラブライブ』、2日目はディズニーの『アナと雪の女王』のコスプレをしていました。 当時『アナ雪』が流行っていたので、まだよかったのですが、にこちゃんのコスプレをした時は、周りからは「おいおい、どうした?」という反応でした。しかも今ではちょっと考えられないけど、地毛でやってたんです。卒アルにも載っちゃって、本当に消したい過去ですね。
当時はコスプレ衣装があまり売ってなかったので、自分で作るしかなくて、放課後に家庭科室のミシンを借りて、何とか作りました。でも、クオリティは全然ダメで、まさに黒歴史です。
――それからコスプレを続けているんですよね。
雨宮さん ハマりましたね。ただ、コスプレを続ける中で掲示板で叩かれて、軽く炎上したこともありました。当時はすごくショックで人間不信になりましたが、今はもう気にしていないですね。アンチがいることは仕方ないし、逆にアンチがついたということは自分が目立ってる証拠だとも思います。
あっ!でも、今でも推しのライブ会場にいるだけで、「あ、雨宮れいなだ」とこそこそ言うくらいならいっそ声をかけてくれたほうが嬉しいのに(笑)。それがちょっと気まずいので、記念の写真を撮ったらその場を離れるために、1人でご飯食べに行ったり、トイレで待機したりしています。
――推し活も大変ですね。心が休まる場所はどこですか?
雨宮さん 今は、夜遅くに散歩することが好きです。深夜の公園を歩いたり、海を見たりしてリフレッシュしています。最近は特に涼しくて気持ちいいんですよね。あとは心が休まるといえば家ですかね。出身が魔界(神奈川)なので、部屋も真っ暗にして過ごしてます。キャラは後付で元々暗闇が好きなんですけどね。
――病んでるわけではないですよね?(笑)
雨宮さん ないです!元気なんですよ。乗り越えた結果なんか、感情はあるんですかね。強くなって、病むことはないですね!「youmenosay」に入ってからは本当にストレスフリーで楽しく活動させてもらっています。
【後編はこちらから】雨宮れいな、アイドルとコスプレ二足の草鞋の苦悩「スタジオで男性カメラマンと1対1はどうなの?」と
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
雨宮れいな、アイドルとコスプレ二足の草鞋の苦悩「スタジオで男性カメラマンと1対1はどうなの?」と
エンタメNEXT / 2024年10月19日 6時1分
-
「年間100回以上遠征していた」“元アイドルオタクのアイドル”が武道館のステージに立つまで
日刊SPA! / 2024年10月12日 15時54分
-
水着写真が1千万バズ!身長180cm「デカ女ブーム」の旗手・ウクライナ出身 美女コスプレイヤーを直撃
エンタメNEXT / 2024年9月28日 6時0分
-
【コミケ】広島から初参加、現役高校生コスプレイヤーすみれさん「普段はコンカフェで働いてます」
エンタメNEXT / 2024年9月25日 6時5分
-
元世界陸上"美しき代表"絹川愛がコスプレイヤーになっていた「長距離は自分との対話、変身願望が」
エンタメNEXT / 2024年9月21日 6時1分
ランキング
-
1「億負けてから出直してこい!」粗品、ボートレースガチ勢アイドルを“にわか評論”でファン失笑
週刊女性PRIME / 2024年10月19日 16時30分
-
2「人生の楽園」西田敏行さんへ菊池桃子が思い込めた追悼メッセージ…視聴者涙「もう聞けないなんて寂しい」
スポニチアネックス / 2024年10月19日 19時35分
-
3「棒読み」と言われがちだけど…唐田えりかが“日本エンタメ界の宝”と言えるワケ|『極悪女王』
女子SPA! / 2024年10月18日 8時46分
-
4「普通に態度悪いし」山本舞香、結婚で掘り起こされた見ていてヒヤヒヤの“不機嫌映像”
週刊女性PRIME / 2024年10月19日 21時0分
-
5和田アキ子 生放送での発言を反省&謝罪「ほんとに人間性が」「言わんでいいこと言って…だめだね」
スポニチアネックス / 2024年10月19日 13時6分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください