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寺本莉緒、念願叶えて朝ドラ『おむすび』出演「いつか出たいと思っていた」

エンタメNEXT / 2024年10月26日 6時1分

寺本莉緒、念願叶えて朝ドラ『おむすび』出演「いつか出たいと思っていた」

撮影/山田健史

NHK連続テレビ小説『おむすび』に、仲里依紗演じる“伝説のギャル”米田歩と対立していた元天神乙女会のギャル・大河内明日香役で出演する、寺本莉緒。「ミスヤングマガジン2018」で脚光を浴びた彼女は、近年ではNetflixのドラマシリーズ『サンクチュアリ -聖域-』やドラマ『新宿野戦病院』(フジテレビ系)への出演など、女優としての活躍も目覚ましい。10月22日の放送回より『おむすび』に登場する明日香役への思いや撮影現場でのエピソード、女優としての今後の展望などを語ってもらった。

【写真】『おむすび』ギャル役でも注目、寺本莉緒の撮り下ろしカット【10点】

──『おむすび』出演が発表され、反響も大きかったと思います。出演が決まった時の心境を聞かせてください。

寺本 オーディションで決まったんですが、素直にすごく嬉しかったです。やっぱりNHKの朝ドラや大河ドラマにはいつか出たいと思っていたので、「やっと出れる!」という思いでした。今までにも色々な作品のオーディションを受けてきましたが、どこか手応えがなく、目の前で実際に見てもらえる段階まで進むことが出来なかったので、今回はすごく嬉しかったです。

──ギャルが登場する作品ですが、今回のオーディションはどんな思いで臨んだのでしょうか。

寺本 今回は、自分の知らない時代というわけではなかったのでやりやすい部分はありましたね。「ギャルならいけるかもしれない」と。

──寺本さんはギャルだったんですか?

寺本 ギャルではないんですが、ギャルマインドはあるかもしれません。身近な友達にギャルがいたので、難しかったというより「こういう感じで合ってるかな」という感覚で参加しています。違和感はそこまで大きくなくて、意外とすんなり受け入れられました。

──現場の雰囲気はいかがですか。

寺本 厳しい現場なのかなと思っていましたが、本当に和気あいあいとしているんです。監督と提案し合いながら作品を作っていっている感覚で、すごく居心地が良く、楽しめました。

──仲里依紗さんとの共演シーンが多いんですよね。

寺本 そうですね。仲さんはすごく優しくて、綺麗でした。一緒に演技していて楽しかったです。役柄上は対立しているんですけど、現場では険悪な雰囲気ということはまったくなく、仲良くさせていただきました(笑)。

──現場で印象に残っている出来事を教えてください。

寺本 ギャル同士の対立で、ラーメンの杯数を競う場面があったんですが、私はラーメンがすごく好きなので、いっぱいラーメンが食べられて嬉しかったです。一口食べるシーンを何度も撮って、トータルでは2、3杯くらい食べた気がします。

──普段、ラーメンを2杯も3杯も食べることはなかなかないですよね。

寺本 でも私、替え玉はするので、3、4回の替え玉ならいけるんじゃないかなと思います。そこまでチャレンジしたことはないですけど、頑張ればいけるかも。

──寺本さんは、Netflix『サンクチュアリ -聖域-』やドラマ『新宿野戦病院』といった作品でも注目を集めていらっしゃいました。これまでで特に手応えを感じた作品を教えてください。

寺本 『新宿野戦病院』はインパクトのある役でした。柵の外でホストとやり合うシーンがあったんですが、自分としては地上波であそこまで感情をあらわにすることがそれまでになかったので、新しかったです。

──これまで、共演された方々と親交を深めるような機会はありましたか。

寺本 同世代だとやっぱり話しやすいですね。『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』は同世代の方との共演が多かったので、例えば莉子ちゃんとはよく話していました。

──お仕事の話をすることもあるのでしょうか。

寺本 特に仕事の話はしなくて、プライベートの話ばかりですね。仕事の話って、普段から誰にもしないんです。

──相談もあまりしないんですか?

寺本 そうですね。相談をしたとしても、結局決めるのは自分だから、だったら自分で決めちゃおうと思うんです。

──『サンクチュアリ -聖域-』についても聞かせてください。Netflixの撮影現場は寺本さんにとってどんな経験になりましたか。

寺本 厳しいときもありつつ、とてもいい経験でした。ただ私はそれくらいアツい現場の方が好きなので、「やってやるぞ!」と頑張って食らいついていました。基本的に真面目にやっているんですけど、少しでも抜けている部分があるとズバッと的確に指摘されるので、1ミリも油断ができないんですよ。その緊張感と、やらなきゃいけないという使命感と、求められている表現を一気にするのはすごく刺激的で、自分にとって成長するきっかけの一つだったなと思います。

──『サンクチュアリ -聖域-』を経て、自分の変わったところはどんな部分だと思いますか。

寺本 より真面目になったように思います。それまで感覚的にやっていたものを、それに加えてちゃんと深く、「役とはどういうことか」を考えていくようになったり、より悩んだりするようになりました。「もっとこうしてほしい」と言われたことを、やりたくてもできない自分が悔しかったんです。できなくて悔しいって、一番悔しいことなので、言われたことをすぐにできる人になれるように努力しています。

──そんな経験を経て参加した『おむすび』では、どのような役づくりを心掛けたのでしょうか。

寺本 私の実年齢よりも5、6歳上の役なので、その年齢に見えるように堂々とお芝居するようにしています。仲さんが演じる歩を引っ張っていくような存在なので、ちゃんと自分自身も芯があるように意識しました。あまりキャピキャピしすぎないというか。

──寺本さんご自身はキャピキャピすることってあるんですか?

寺本 テンションが上がったらしますよ。意外とギャルっぽくなります。すぐテンションが上がるんです。さっきも、別で取材していただいた方とカメラマンさんが私と同い年だったことが分かって、「イエーイ!みんなタメじゃーん!」みたいな(笑)。

──ギャルっぽいですね(笑)。

寺本 割と小さいことで「イエーイ!」ってなります(笑)。

──女優として、今後叶えたい目標を聞かせてください。

寺本 お芝居で賞を獲ってみたいですね。もっと色んな人に認められたい。

──これまで、ホステスやデリヘル嬢、キャバ嬢など、いわゆる“夜のお仕事”系の役柄を多く演じてきていらっしゃいますが、演じてみたい役はありますか。

寺本 一般大学生のような、すごくナチュラルな役や、逆にもっと奇抜な役もやってみたいです。型にはまらず、色んな挑戦をしたいですね。

──“夜のお仕事”系の役は、経験を重ねたことで得意分野になりましたか?

寺本 そうですね。いつでもお声掛けください(笑)。

──最後に、『おむすび』視聴者へメッセージをお願いします。

寺本 出てくるキャラクターの一人ひとりが本当に個性たっぷりで、私のキャラクターも個性溢れる存在です。それぞれの登場人物が伝えたい思いに注目して見ていただると嬉しいです。

【あわせて読む】グラビアから女優に、寺本莉緒「広島での10代は『マセていた』」友人の成功に奮起して芸能界へ

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