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EXIT・兼近「お互いの世代に対するリスペクトが圧倒的に足りていない」年金制度について語る

エンタメNEXT / 2024年10月25日 20時21分

EXIT・兼近「お互いの世代に対するリスペクトが圧倒的に足りていない」年金制度について語る

(C)AbemaTV, Inc.

ニュース番組『ABEMA Prime』が、平日21時より「ABEMA NEWS チャンネル」にて生放送されている。24日(木)の放送では、関西経済連合会が「所得が多い高齢者には国民年金の支給を停止か減額すべき」と提言して物議を醸していることを伝え、現役世代の負担が増え続ける年金制度の在り方について考えた。

【写真】一生懸命勉強した人間が大変な思いをすることに対して疑問を抱くEXIT・りんたろー。、ほか番組カット【5点】

この提言に対し、番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITのりんたろー。は「痛みを伴う改革は大切かもしれないが、上手くやらないと『じゃあ年金払わねーよ』とシステムが破綻してしまうのでは?納得のいく移行をしないと、国民はついてこないと思う」と懸念の声。相方の兼近大樹は「資産を把握するためにマイナンバーが役立つのかな?と思ったが、親族を扶養しているなど個人が抱えている事情までは把握できないだろう。難しい問題だと思う」とコメントした。

また、年金制度について、兼近は「僕らの世代は『君たちが高齢者になる頃は、年金はもらえないものになるからね』と言われて育っているけど、現実は払わなきゃいけないもの。だから、僕は『年金は払うもの』と思考停止してしまっている」と率直な意見。さらに、社会保障制度をめぐる世代間の分断については「お互いの世代に対するリスペクトが圧倒的に足りていない。高齢者は“してやってる感”があり、現役世代は『全然優遇されていない』と不満を抱えている現状があるから、お互いへの愛が足りていないのでは?」と持論を展開した。

また、番組では、小学4年生の漢字テストの解答用紙において、漢字自体は誤っていないにも関わらず、「とめ・はね・はらい」ができていないという理由で、大半の解答にバツがつけられたとする新聞記事を紹介。文字を書かなくなった時代に、正しい書き方をどこまで意識すればよいのか考えた。

りんたろー。は「字を書く機会が減っていることに加えて、先生の数も減っている。それならば、日常生活でよく使うものの教育に時間を割いた方がいいのでは?コスパを上げていかないとなって思う」とコメント。兼近は「“とめ・はね・はらい”の勉強をなくすべきではないし、必要なものだと思う」とした一方で、「これは漢字を覚えるためのテストなはずだから、書き方が違うからってバツをつけるべきではない。子どもは『何を勉強していたんだろう?』とやる気がなくなっちゃうと思う。勉強の目的を先生が理解していないことにモヤモヤする」と指摘した。

お笑い芸人のパックンは「“とめ・はね・はらい”は、スポーツや楽器で言うといわば基礎的なフォーム。小さい頃にそれを覚えたら、ずっと綺麗なフォームのまま年齢を重ねることができる」と話した。

また、りんたろー。は「字を書くシーンで思い出したことがある」と切り出し、「サインの宛名を書く時に『兼近さんは字が下手だから、りんたろー。さんでお願いします』と言われて、僕が毎回書いている。なんで一生懸命勉強した人間が大変な思いをしなきゃいけないの?(笑)」と嘆き、笑いを誘った。これに、兼近は「僕は文字を記号だと思っているから、自分にしか読めない字を書く」と語り、放送中に気になったことを書き留めているメモを公開。

進行を務めるテレビ朝日の平石直之アナウンサーは「頭の中にあるアイデアを紙に落とすことによって外部記憶となり、それを反芻しながらいつもコメントされていますよね」と称賛すると、兼近は「議論で上がった単語を書き留めて、それを言葉にしているんです。なんだか恥ずかしいな(笑)」と照れ笑い。平石アナは「デジタル時代だけど、兼近さんを見ていると手で書くことって大事なのかなと思った」と締めくくった。

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