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本田望結、俳優とフィギュアスケーターどちらも辞めずに続ける理由「自分の選択は間違ってなかった」

エンタメNEXT / 2024年11月8日 20時1分

本田望結、俳優とフィギュアスケーターどちらも辞めずに続ける理由「自分の選択は間違ってなかった」

ヘアメイク:大和田京子 スタイリスト:志田 舞 トップス・ワンピース(LE CIEL BLEU)、アウター(IRENE)、シルバーイヤカフ・ロングネックレス(Phoebe)

小さい頃からドラマ、映画に数多くの作品に出演し、フィギュアスケーターとしても活動する本田望結。主演を務める映画『カーリングの神様』では、カーリングに懸ける女子高校生を熱演していて、初めてのカーリングながらも緊迫した試合シーンを繰り広げている。なぜ俳優とフィギュアスケーターを続けているのか、二十歳になっての変化などを聞いた。(前後編の後編)。

【写真】俳優、スケーターとして活躍、本田望結の撮り下ろしカット【8点】

――本田さんは4歳で芸能界デビューして、ドラマや映画で活躍する一方、フィギュアスケーターとしても活動されています。どちらも辞めずに継続しているのは、どういう理由なのでしょうか。

本田 やっぱり、どちらも好きだからです。一つに絞るタイミングもたくさんあったんですけど、「どちらも好きなのに、どちらかを嫌いになる努力をしなきゃいけないのはどうして?」「そんなことできないし、する必要もない」と思って今に至るんです。そういう選択をさせてくれた周りの環境にも感謝しています。

――一つに絞るタイミングとは、どういうときでしょうか。

本田 周りの声です。「どちらかにしたほうがいいのでは」という声に流されがちになることもあったんですが、誰かに迷惑をかけている訳でもないし、こっそり続けています(笑)。

――こっそりではないですけどね(笑)。傍から見ると、一つに集中したほうがいいのではないかと思うんでしょうね。

本田 そういう意見が多かったです。でも両方を続けていきたいという自分の選択は間違っていなかったのかなって思います。

――お芝居の経験がフィギュアに活きていること、逆にフィギュアの経験がお芝居に活きていることはありますか。

本田 女優だからこそ、フィギュアでも表現力は誰にも負けたくないので、お芝居で得たものを活かして、表現力に力を入れています。なかなかフィギュアで得たことがお芝居に繋がることはないんですが、『カーリングの神様』ではフィギュアで経験したことがヒントになって、自分を助けてくれました。好きで二つのことを続けていたら、こんなご褒美のような作品が待っているんだなと感じて。自分の人生を支えてくれる映画になりました。

――本木克英監督は数多くの話題作、ヒット作を世に送り出していますが、『カーリングの神様』の監督と聞いたときは、どんな気持ちでしたか。

本田 本木監督の作品に出るという夢が叶ったら、これほど役者人生で幸せなことはないと思っていたので、オファーをいただいたときは、まさか十代で実現するとは思っていなくて、すごくうれしかったです。ただ今回はカーリングのシーンがメインというのもあって、クランクインの前に本木監督から、「今回は基本的にお任せします」ということで、私たちが感じたことを大事にしてくださることが多くて、ビシッとご指導いただく現場ではなかったんです。ただ、再び本木監督の作品に出て、本格的な指導を受けたいという次の夢に繋がりました。

――今年6月1日で二十歳になりましたが、何か意識の変化はありましたか。

本田 お酒が飲めるようになったことは大きな変化でしたけど、それ以外はなかったです(笑)。むしろ18歳で成人になったときのほうが、「大人になろう」という気持ちが強かったです。ただ家族で乾杯できるのは楽しいですね。

――初めてお酒を飲んだのは家族とですか?

本田 そうです。両親が二十歳を迎えた日にお誕生日会を開いてくれました。3人で食事をして、そのときに初めてお酒を飲んだんですが、最初に芋焼酎を飲んだんです。

――お酒のデビューが芋焼酎は渋いですね。

本田 ビールやワインなどのような王道じゃないものでお酒デビューをするというのは、ずっと前から決めていて。18、19歳で受けたインタビューでも、「一杯目は芋焼酎を行きたい」と答えていました。

――なぜ芋焼酎だったのでしょうか。

本田 よく両親から、「芋焼酎が好き」と聞いていたので、大人のお酒なんだと思い込んでいたんです。芋焼酎が一杯目だから、その後に飲んだお酒が優しく感じられました(笑)。

――ご家族はお酒に強いんですか?

本田 お酒に強くないと本田家は駄目だと言うぐらいです。祖父母も含めて代々強いです。本田家の一員に認めてもらうにはお酒に強くないといけないなと思って、ちょっとずつ練習をして。少しずつ慣れてきたのかなと感じます。今はジンが大好きです。

――オフはどう過ごすことが多いんですか。

本田 今もフィギュアを続けているので、お休みの日もアイスショーに出演させてもらうための練習に通っているんですが、それ以外の時間は映画館で映画を観ることが多いです。映画館をハシゴをすることも多いです。

――一人で映画館に行かれるんですか?

本田 基本は一人です。自分の中で映画を観る上でのルールがあって、バラエティ番組などに出させてもらったとき、共演者の方が出演映画を宣伝していて、それを横で聞いていたら、優先的に観ると決めているんです。

▽『カーリングの神様』
2024年11月8日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開

本田望結
長澤樹 泉智奈津 白倉碧空 / 川口ゆりな
秋山ゆずき 山崎竜太郎 内浦純一
柄本明 六角精児 田中麗奈 高島礼子

監督:本木克英
主題歌:「Sweaty Smell」STU48(キングレコード)

公式サイト:https://curlingnokamisama.com/

【前編はこちらから】本田望結がカーリング女子高生を熱演「スケーターとしては、先を越されたような気持ちにもなりました(笑)」

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