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『海に眠るダイヤモンド』第3話 鞍馬天狗の正体とは?鉄平に届いた朝子の想い

エンタメNEXT / 2024年11月12日 19時14分

『海に眠るダイヤモンド』第3話 鞍馬天狗の正体とは?鉄平に届いた朝子の想い

『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)

神木隆之介が主演を務めるTVドラマ『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)の第3話が、11月10日に放送された。

【関連写真】槙野万太郎(神木隆之介)ほか『らんまん』場面カット【18点】

鉄平(神木隆之介)と賢将(清水尋也)の尽力によって新たな社宅制度がつくられ、新しいアパート、小中学校の新校舎、プールが完成し、長崎・野母崎から引いた水道管がついに開通。来島者も増え、端島はさらなる賑わいをみせる。劇中の言葉を引用するならば、「ここは日本で一番景気が良い。みんな端島に来たがっている。まるでゴールドラッシュ」。この島は、最盛期を迎えていた。

そんな端島にやってきたのが、映画プロデューサーの夏八木(渋川清彦)。彼は10年前『燃ゆる孤島』という映画を制作していて、その続編準備のため再びこの島に足を踏み入れる。さっそくオーディションが開始され、百合子(土屋太鳳)も千載一遇のチャンスとばかりに駆けつけた。

だが圧巻のパフォーマンスを見せつけたのは、銀座食堂の看板娘・朝子(杉咲花)。天才俳優の名を欲しいままにする杉咲花が、オーディションで天才的な演技を披露するというのは、ちょっとメタ的ともいえる。すべては、撮影所をクビになった夏八木による茶番で、必死の努力もムダになってしまったのだが、これをきっかけに彼女は「女優になる!」と力強く宣言。今後彼女は、大女優への道を歩むことになるのだろうか?

そしてこのエピソードでは、朝子の初恋の相手・鞍馬天狗の正体が、鉄平であることが判明。鈍感すぎる鉄平も、彼女の想いにやっと気づくことになる(遅すぎ!)。第2話でいづみ(宮本信子)が「あれは何角関係だろう?」とつぶやくセリフがあったが、恋愛模様はさらなる発展を迎えそうだ。

本作のポスターには、左:進平(斎藤工)とリナ(池田エライザ)、真ん中:鉄平と百合子、右:賢将と朝子という構図でメインキャストが写っている。ひょっとしたら、彼・彼女たちのカップリングを暗示したものなのかもしれない。



いまだに正体が明かされない、謎の女性・いづみ。第1話ではリナ、第2話では百合子、そしてこの第3話では朝子が、いづみとの関連性をほのめかすような演出になっていた。つまり今のところ、誰がいずみかは全く分からない。

それは、現代パートの玲央(神木隆之介)も同じ。玲央というのはホストの源氏名なのだから、まだ彼の本名すら明かされていない。そして第3話のラストでは、いづみと玲央がビルの前に降り立ち、「さあ、一緒にこの会社を潰そうじゃないか」と言葉と共に、その中へ入っていく。なぜいずみは、自分の会社を自分の手で潰す必要があるのか?正体不明の二人による、理由不明のプロジェクト。うーん、何が何だかさっぱり分からない。

過去パートと比べて、あまりにも説明不足すぎる現代パート。第4話以降、その謎は解き明かされることになるだろう。

【あわせて読む】『海に眠るダイヤモンド』第2話 スクエアダンスが暗示する、鉄平たちの恋のゆくえ

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