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SKE48井上瑠夏、8年のアイドル活動で叶えた写真集「この1冊に素を全部さらけ出した」

エンタメNEXT / 2024年11月17日 6時30分

SKE48井上瑠夏、8年のアイドル活動で叶えた写真集「この1冊に素を全部さらけ出した」

井上瑠夏 撮影/山田建史

SKE48の井上瑠夏が1st写真集「僕から先に言わせてくれ」を11月13日に発売した。構成にも自身のこだわりを詰め込んだという同書の撮影は彼女の地元・熊本で行われ、大人になった井上の素の姿をたっぷりと収録。思い入れの強い本作の見どころや撮影の思い出、今後の活動の展望などを語ってもらった。

【写真】「結構大人なシーンも」念願の写真集を発売した井上瑠夏の撮り下ろしカット【13点】

──写真集発売の発表は少し前でしたが、とうとう発売を迎えます。どんな心境ですか。

井上 6月に劇場公演の生誕祭で発表させていただきました。発売は11月なので約5か月間お待たせすることになりましたが、私自身も「本当に写真集発売しちゃうのかな!」という、ふわふわした気持ちがあって、いまだに夢のようです。

──撮影はいつ頃だったのでしょうか。

井上 5月の始めでした。だけど夏の服装だったのですごく寒くて、まるで冬のような気持ちでした(笑)。写真からはそれが伝わらないように撮れたと思うので良かったです。無事に1冊が出来上がって、「こんなに分厚い写真集が全部が私の写真なんだ」と信じられない思いです。

──写真集を発売することを聞いた時の心境を聞かせてください。

井上 「手をつなぎながら」公演の演目の中に2分半の映像を流す時間があるのですが、その撮影をすると言われてまったく疑いもせずに行きました。私のおバカキャラを撤回するために「頭を使って文字の並び替えをしましょう」みたいな内容だったんです。

いくつか並び替えをして、最後に並べた文字が「いのうえるかしゃしんしゅうはつばいけってい」という内容で、完成した瞬間にスタッフさんが来てクラッカーをパーンって鳴らしてくれて。「頭が真っ白になるってこういうことなんだ」と思うくらい、びっくりしました。

──素敵なサプライズですね。写真集の構成も井上さんのこだわりが詰まっているそうですね。

井上 そうなんです。1st写真集は人生で一度きりなので、とことんこだわりたいなと思って、嬉しいことに隅から隅まで関わらせていただきました。熊本県で私がしたいと伝えた、母校の小学校に行きたいとか、愛犬と一緒にたわむれたい、とか。衣装を自分で決められるのも新鮮な体験で、嬉しかったです。

──特に印象的だったのはどのシーンですか。

井上 いっぱいあるんですけど、母校の小学校に、アイドルとして写真集の撮影で行けたのはすごく嬉しかったです。実際に過ごしていた2年1組の教室や廊下のシーンも思い出深く、当時のまま変わっていなくてびっくりしました。ベランダにあったアサガオを育てる鉢の色や形まで変わっていなくて、すっごく嬉しくなりました。プライベートの時間を撮影してもらっているような感じがして、緊張せずに楽しく、飾らず撮影できました。

──大変だった撮影はありますか。

井上 SKE48のラブ・クレッシェンドというユニットの「コップの中の木漏れ日」という曲のミュージックビデオを熊本県の鍋ヶ滝で撮影していたので、「ここに行きたい!」ということで行かせてもらったんですが、その日は朝から雨が降っていてすごく寒かったんです。

MVをオマージュして白い妖精のような衣装を着て撮っていただいたんですが、ちょっと滑ったら一気にずり落ちちゃうような、本当に過酷な場所で。衣装を汚しちゃいけないと思いながら濡れた岩の上に乗ったらすごい落ちそうで怖かったです。でも写真では良い顔をできたので、ぜひ注目してほしいです。

──写真集の公式SNSにはたくさんのゲストとの投稿が上がっていましたね。

井上 発売まで147日あったのでカウントダウン動画を撮ることになって。最初は私1人だったんですけど、徐々にメンバーも加わって一緒にカウントダウンをしてくれました。メンバーにお願いしたら「出たかったんです!」と言ってくれたのがすごく嬉しかったです。ラジオで共演させていただいた四千頭身さんと撮らせていただいたりもして、豪華すぎて幸せだなと思いました。

──写真集へのメンバーの反応はいかがでしたか。

井上 まず写真集を発売するということにびっくりしてくれました。私は普段、メンバーとよくご飯に行くんですが、撮影前は「ダイエットしてるんだー」とか理由をつけて、結構断っちゃっていたんです。だから「あんなに頑なに断っていたのはこれだったんだね!」と伏線回収みたいな感じで(笑)。

写真集には結構大人なシーンもあるので、同期の仲村和泉ちゃんとか坂本真凛ちゃんからは、「複雑な気持ち!」と言われました(笑)。みんな「こんなシーンあるの!」とびっくりしてくれて、叫び声が事務所中に響き渡るくらいのナイスリアクションをいただきました(笑)。

──井上さんがグループに加入したのは15歳の頃ですよね。ご自身で成長を感じる部分はありますか。

井上 中学3年生の時に入って、同期とは8年間一緒に過ごしてきました。田舎で育って、右も左もわからないまま名古屋に来て、最初は高いビルがあるだけで「いつか倒れてくるんじゃないか」と怖がっていたんです(笑)。都会に来て毎日不安な気持ちでしたが、気付いたら8年。大人になって、熊本に帰って写真集の撮影をして、「私ってこんな表情できるんだ」という発見もありました。

周りの子が垢抜けて可愛くなったり身長がグンと伸びたりしている中で、私は身長も変わらないし、ずっと黒髪だし、自分ではあまり変わっていないと思っていたんですが、写真集を通して「自分も大人になったんだな」と実感することができました。

──SKE48は10月に16周年コンサートを開催しましたが、井上さんが入って8年が経つということは、SKE48とは歴史の半分を共にしているということになりますね。

井上 そのことに最近気付いてびっくりしました。正直、信じられないです。最初は後輩だったのに、もう先輩の方が少ない時代になっているんですよね。あっという間にも思えますが、今でも加入当時のことは鮮明に思い出せるので、1年、2年、3年、4年と、8年間ちゃんと濃い時間を過ごしていたんだなと感じます。

──今、井上さんが成し遂げたいことはなんですか。

井上 グループとしては、2025年1月に組閣もありますし、これからもどんどんとSKE48をいろいろな方に好きになってもらったり、今以上に好きになってもらったりして、17周年にはもっと大きい会場でコンサートをしたいです。それから個人としては、やっぱり1人のアイドルとして魅了したい。ソロライブをしたいと思うようになりました。

2回中止になってしまった熊本県でのライブも、3回目は絶対に叶えたいし、そこに私もいたい。私の写真集をきっかけにSKE48に興味を持っていただきたいし、私のことをあまり知らないSKE48のファンの方には、私のことを知って好きになってもらいたいです。もっともっと大きい存在になりたいなと思っています。

──最後に写真集を楽しみに待っている方々にメッセージをお願いします。

井上 本当に皆さん、お待たせしました!この写真集には私の全てが詰まっています。この1冊に素を全部さらけ出したし、全部がお気に入りのカットなので、保管用を必ずゲットして(笑)、紙が擦り切れるくらい見て、すべての井上瑠夏を近くに感じてほしいです!

▽井上瑠夏
いのうえ・るか。2001年6月12日生まれ、熊本県出身。2016年SKE48の8期生としてお披露目される。2019年、25thシングル『FRUSTRATION』でシングル初選抜。11月13日にファースト写真集『僕から先に言わせてくれ』(扶桑社刊)を発売。趣味はガチャガチャのミニチュア集め、一人◯◯、赤ちゃんとアイドルの動画鑑賞、犬の散歩、公園探し。特技は、瞬きをしないこと、バドミントン、一輪車、タイピング早打ち。

【あわせて読む】SKE48・井上瑠夏、1st写真集3種の表紙カットが解禁「どれも思い入れのある素敵な場所で撮影」

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