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5千人オーディション合格から2年で大河ドラマに、注目女優・倉沢杏菜の原点「思い出作りのつもりだった」

エンタメNEXT / 2024年11月22日 18時2分

5千人オーディション合格から2年で大河ドラマに、注目女優・倉沢杏菜の原点「思い出作りのつもりだった」

写真◎たむらとも

大河ドラマ『光る君へ』での藤原妍子、NHK『VRおじさんの初恋』のアバターの少女ナオキなど、今年のドラマで印象を残す役が続いている俳優・倉沢杏菜。11月23日からは初めての出演舞台『138億年未満』が東京・本多劇場で上演される。デビューからまだ2年にしてブレイク中の19歳に、近況や芸能界を志した原点を聞いた(前後編の後編)。

【写真】デビュー2年にしてブレイク中、倉沢杏菜の撮り下ろしカット【11点】

――俳優の仕事を意識したきっかけは、映画の『ハイスクール・ミュージカル』だったそうですね。

倉沢 幼稚園生の頃からクラシックバレエを習っていて、たぶん(バレエを)始めたばかりの頃に見たんです。自分の身体を使って表現するのって楽しそうだなと思いつつ、中学校の授業参観で英語のお芝居を母がほめてくれたりはありましたが、普通の学生として過ごしていました。

――そして一昨年にレプロエンタテインメントの「30周年企画 主役オーディション」に合格しました。

倉沢 たまたまインスタグラムのストーリーでオーディションの宣伝動画を見つけました。まだ高校生で進路に迷っていた時期だったので、受けないで後悔するよりも大人になる前のラストチャンスだと思って受けました。

――結果的に5,000人が応募したというオーディションでした。

倉沢 選考が全て終わった時に、母と『人生で話題にできる思い出になったね』と勝手に落選したつもりになっていました(笑)。そうしたら後日、事務所から電話で合格のお話と『よろしくお願いします』と挨拶をいただいて。まさかでしたね。

――そこから2年で連続ドラマ、大河ドラマ、さらに舞台出演ととんとん拍子ですね。

倉沢 そうですね。特に『VRおじさんの初恋』は、はじめての大きな作品で俳優もスタッフの皆さんも、すごくていねいに作品作りをしていける環境でした。私の撮影がない日でも野間口徹さんの直樹のシーンを見学させていただいたり。3ヵ月で大きく成長できたドラマです。

――今は『138億年未満』の稽古の真っ最中です。

倉沢 私の演じる野沢真子は、桜井日奈子さん演じる韮沢カスミと大阪の芸大の同級生であり、ダンス仲間です。真子のダンスはコンテンポラリーダンスのような、形にハマらないダンスで。私がやってきたクラシックバレエの、美しく見せる踊りと違うのでコンセプトの違いから学びつつ試行錯誤中です。

――これから出演してみたい作品ジャンルはありますか。

倉沢 生の舞台で役を演じて踊るのは初めてなので、舞台なりの発見があればまた次のチャンスに役立てたいです。それから、最近韓国ドラマをよく見るのと、大学では英文学で英語、第二言語で韓国語を学んでいて、日常会話程度ですが話すこともできるので、語学を活かせる海外作品にもいつか出演したいです。

――オーディションに挑んだ2年前、こんな日々は想像できましたか?

倉沢 いやもう…まだ人生が変わったような実感はあまりなくて、目の前のお芝居に必死に取り組んできた2024年でした。もっと成長できたら、ゆとりを持って役に臨めたり、過去の経験をしっかり咀嚼していいパフォーマンスできる時が来るのかなと。根もポジティブな人間なので、一つひとつ着実に頑張っていきたいですね。

▽profile
倉沢杏菜(くらさわ・あんな)2005年3月18日生まれ。デビューからまだ2年ながら、2024年には、NHK大河ドラマ『光る君へ』をはじめとして、『VRおじさんの初恋』(NHK)『ビリオン×スクール』(フジテレビ)など話題作に出演。11月12月には、初めての舞台『138億年未満』【11月23日(土・祝)~12月8日(日)・本多劇場/12月12日(木)~12月16日(月)/サンケイホールブリーゼ】に出演する。

【前編はこちらから】大河ドラマ藤原妍子役で話題・倉沢杏菜「おそるおそる現場に行く感覚もありました」

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