ミスマガ2024GP 葉月くれあ、20歳は「忘れられない1年」 審査期間は「人生で1番大変だった」
エンタメNEXT / 2024年12月26日 5時59分
1982年にスタートした雑誌業界でもっとも歴史のあるミスコンテンスト「ミスマガジン」。2024年は2784人から応募が寄せられた。その中からグランプリに選ばれたのは、大阪出身の21歳・葉月くれあ。受賞から約4ヶ月が経った今、審査期間から受賞までを振り返って感じることとは。そして、天職だと気づいたグラビア、女優という夢をかなえるためにどのように活動していくのか。想いを聞いた。
【写真】ミスマガジン2024でグランプリを受賞、葉月くれあの撮り下ろしカット【5点】
――「ミスマガジン2024」グランプリ受賞おめでとうございます。改めて、受賞した気持ちを教えてください。
葉月 選ばれたときは「実感がないってこういうことか」という感じで、1ヶ月ぐらい過ごす中で、どんどん実感していきました。うれしい気持ちもあったんですけど「まずグランプリって何!?」みたいになってしまいました(笑)。でも、今はとってもありがたくてうれしく思っています!
――ミスマガジンが初のグラビアということですが、水着に抵抗はありましたか。
葉月 なかったです。20歳になったら写真集を出したいと考えていたので「(グランプリは)写真集も出せるんだ」と思いました。自分から「これやりたい!」とあまり言うタイプではなかったんですけど、すぐ事務所に行って、マネージャーさんに「グラビアをやってもいいのであればエントリーしたいです」と伝えました。
――エントリーの時点から写真集のことを考えていたということは、グランプリを狙っていたと。
葉月 「絶対にグランプリを獲るのでやらせてください」と、事務所にオッケーをもらったので、狙っていました(笑)。とはいえ、ベスト16を選ぶオーディションのときは、人数もかわいい子も多かったので「無理だ」と思っていました。ずっと自信があったわけではなく、不安な気持ちもありながらだったので、(グランプリは)まさかでした。
――受賞後すぐに誰に報告しましたか。
葉月 母です。電話で音割れするくらい叫んでいました。「そうやと思ってた!」って言われました。母は私よりもずっと自信満々で「絶対大丈夫」と言ってくれていたので。
――妹さんは葉月さんのYouTubeによく出られていますが、どのような反応でしたか。
葉月 妹は感情を表に出さないタイプなんですけど、母からは、私のSNSをかなり見ていると聞いています。それに、母の前では「くーちゃん絶対グランプリや」と言ってたみたいで、かわいいですよね。こそっと応援してくれていたみたいです。
――お父さんはグラビアに反対しそうですが。
葉月 されなかったです。(グランプリ受賞)とても喜んでくれました。もしかしたら、心の中では何か思っているのかもしれませんが、いつも応援してくれていて、ほとんど毎日LINEしてくれています。
――ご家族からの応援もあってのグランプリだったんですね。それでも審査期間は大変でしたか。
葉月 人生で1番大変でした!審査期間は2週間だったんですけど、これまでで1番気持ちの上下が激しかったと思います。順位がはっきり見えるので、1位が続いていたとしても気を抜くとすぐに抜かれてしまったりしたので、2週間は毎日ミスマガのことばかり考えていました。すごく笑っている日もあれば、泣いていたりする日もある2週間でしたね。
――泣いてしまうくらい大変だったと。
葉月 もともと感情の起伏が激しくて、悲しいことがあったらすぐに泣いちゃうタイプなので、目をパンパンにしながら配信していました(笑)。審査期間の折り返し順位が2位だったときはどん底でした。でも、最終日は1位で終われたんですが、カラオケ配信をしたらファンの方がサイリウムを投げてくださったりとても楽しくてあっという間の3時間でした。白米2.5号、マクド(マクドナルド)大食い、激辛配信もやりました!
――そんなに食べられるんですね。
葉月 普通の人よりは食べます。しっかり(体に)つきますけど。でも、審査期間中はメンタルがちょっと不安定になっていたのであまり食べられなくて、太らなかったです。
――グランプリ受賞後はさまざまな場でグラビアを披露されていますが、今も結構食べられるんですか。
葉月 食事は変えました。当時は週1で好きなラーメンやファストフードを食べることもありましたが、今は和食1択です。たくさん食べる日も和食を食べています。撮影を頑張った日だけご褒美ご飯で好きな物を食べていたのですが、それもやめました。脂質制限で10ヶ月くらい自分の体と向き合っているので、自分の体に何が合うかわかってきました。お米ばっかり食べてます。
――運動面で取り組んだことがあれば教えてください。
葉月 8ヶ月くらいジムに通って全身を鍛えました。体重は1、2キロしか変わりませんでしたが、くびれの出方が変わったなと思います。今はピラティスで全身でメニューを組んでもらっています。
――「ミスマガジン2024 ベスト16お披露目イベント」で水着姿を初披露されていました。グラビア撮影では緊張しないんだとか。
葉月 撮影の時はあまり緊張しないです。いつも楽しんでやってます。グラビアをやると決めた時からジムに行ったり、ヨガをしたりと頑張っていたので、少しだけ自信を持てるようになったからだと思います。でも、発表会のときは1番緊張していました(笑)。
――グラビアの撮影には慣れましたか。
葉月 ここ半月ぐらいでやっと慣れてきたという実感です。ポーズや表情を考えながら撮影ができるようになったと思います。いろいろなグラビアアイドルの方々の写真を見させていただいているんですけど、なかでも菊地姫奈さんはポーズや表情、手の向きとか、一つひとつがプロだなといつも勉強させていただいてます。このポーズの時はここに手を置くんだ、こういう唇の角度でこういう表情になるんだなど。
――菊地さんのどんなところに憧れたんですか。
葉月 体型や表情、ポーズなどいろいろな方を見た上で、自分が1番なりたいと思ったのが、菊地姫奈さんだったんです。いつかお会いできるようにように頑張ります!
――女優も目指されているそうですが、いつから志していたんですか。
葉月 事務所に所属して3年目になるんですけど、入ってから1年半くらい経ったときに「絶対女優さんになる」と思うようになりました。グラビアも始めたばかりですが、演技のお仕事はまだ経験も浅いので最近はワークショップに行ったり、レッスンを受けたりしています。
――石原さとみさんに憧れているそうですね。
葉月 幼稚園生の頃からドラマっ子だったんですけど、自分の好きなドラマを考えたときに、ほとんど石原さとみさんが出てることに気がついて!お芝居の勉強をしてから「こういう時の感情や表情はどうすればいいんだろう」ってときは、石原さとみさんのドラマを思い出して、見返したりしています。大好きで最近買った写真集は宝物にしています。
――最後に、ミスマガジン2024グランプリを受賞した1年の振り返り、そして今後の目標を教えてください。
葉月 20歳という節目でグランプリをいただいて人生で忘れられない1年でした。目の前の目標は、ずっと出したいと思っていた写真集をいいものにすること。そして、演技のお仕事もたくさんできるように、もっと頑張りたいと思います。
▽葉月くれあ
2003年11月19日生まれ、大阪府出身。TikTokをはじめてわずか半年でフォロワーが30万人超え。「ミスマガジン2024」で、応募総数2,784人の中からグランプリを受賞。10月発売の『週刊ヤングマガジン』でグランプリ受賞後、初の単独表紙を飾る。自身のYouTubeチャンネルでは様々な動画を更新中。
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