スタダ所属ソロアイドル内藤るな、主催イベントでB.O.L.T時代の楽曲披露、TEAM SHACHIとのコラボも
エンタメNEXT / 2024年12月25日 21時1分
内藤るな 撮影/清水舞(@_gmng_)
スターダストプロモーション所属のソロアイドル内藤るなが12月21日(土)、神奈川県のSUPERNOVA KAWASAKIで主催ライブ『Luna FESTIVAL 2024』を開催した。
【写真】内藤るな主催ライブ『Luna FESTIVAL 2024』の様子【33点】
小学生の時にスカウトされ、2008年からスターダストプロモーションに所属。「るんぱん」の愛称で親しまれている内藤は、みにちあ☆ベアーズ、3B junior、ロッカジャポニカを経て、2020年、事務所の先輩ももいろクローバーZと同じキングレコードの「EVIL LINE RECORDS」から、4人組アイドルグループB.O.L.Tとしてメジャーデビューを果たした。
2023年のB.O.L.T解散後からは、ソロアイドルとしての活動を開始。今年は、アイドル・バンドとの対バン形式の全国ツアーを開催して話題となった。また、ももクロの佐々木彩夏が総合プロデューサーを務める浪江女子発組合には結成当初から参加。新体制となった今年はEPをリリースして各地でリリースイベントを行うなど、ソロとしてもグループとしても充実の1年になったようだ。
そんな内藤の今年の集大成とも言えるライブが、B.O.L.T時代にスタートして今年で5回目を迎える『Luna FESTIVAL 2024』だ。
今回、第1部は先輩アイドルグループTEAM SHACHIとの対バンライブに。そして、第2部はワンマンライブに、ゲストとして浪江女子発組合のメンバーとして一緒に活動する千浜もあなと青山菜花を迎える形となった。
チケットは両部ともにソールドアウト。ここでは『Luna FESTIVAL 2024』両部の模様をレポートする。
まず、TEAM SHACHIとの対バンライブとして行われた第1部。先に登場したTEAM SHACHIが「抱きしめてアンセム」、「沸き曲」、「START」という定番曲で会場を盛り上げて会場が温まったところで、内藤が登場。
全国ツアーを回ったメンバーが再び集まったバンド形式でのライブ、しかも、B.O.L.T時代の楽曲を中心に組まれたセットリストということでファンは歓喜した。もともとB.O.L.Tは、バンドサウンドの楽曲を中心としたアイドルグループだっただけに、今またこうして生バンドの演奏でB.O.L.T楽曲を聴けるというのは、ファンにはたまらないことだろう。
中盤のブロックで披露された「Please Together」、「SLEEPY BUSTERS」、「Reborn」という3曲のB.O.L.T楽曲は、定番の振りやコールで盛り上がるライブ定番曲だったため、ファンの結束力も見られて圧巻の景色が広がっていた。グループ時代の内藤のメンバーカラーである紫色の照明が輝く中で歌われた「Reborn」の落ちサビ部分は、特に心に残るシーンだったのではないだろうか。
そして、後半のブロックでは意外なカバー曲も。バンド演奏が映えるBiSHの「星が瞬く夜に」をカバーするとファンもヘドバンやコールで内藤にエールを送っていく。
アンコールでは両ファンの期待に応える形でTEAM SHACHIとのコラボが実現。1曲目は、BiSHの楽曲でおなじみの松隈ケンタが手がけたTEAM SHACHIの「アサガオ」。会場には、両ファンが掲げる赤・青・緑・紫という4色のペンライトがアサガオのように美しく咲き誇る。また、YouTube番組で共演中のTEAM SHACHIの大黒柚姫と内藤が一緒に歌った落ちサビもとても印象的だった。
さらに、最後はB.O.L.Tの「New Day Rising」というライブ人気曲でもコラボレーション。会場には、両ファンが肩を組んで歌う幸せな光景が広がっていた。
続いては、ワンマンライブとして行われた第2部のレポート。
第1部同様に、バンドを従えて登場した内藤が1曲目に披露したのは、Avril Lavigne「Sk8er Boi」のカバー。意外な選曲だったが、内藤ファンは流石の対応力と順応力を見せ、クラップや拳を上げる振りで盛り上げていく。
第2部もB.O.L.T楽曲を中心に歌っていく中、中盤ではダンスをしながらロッカジャポニカ時代の楽曲「ダサくなきゃ信じない」も披露し、古参ファンにはたまらない展開に。
そして、ゲストとして千浜もあなと青山菜花がサンタクロースと一緒に登場すると、千浜とはロッカジャポニカの「Saint Mental gift」を、青山とはB.O.L.Tの「まわりみち」を一緒にパフォーマンス。内藤と青山という元B.O.L.Tメンバー2人の共演はこの日のライブのハイライトのひとつだったと言ってもいいだろう。
さらに、第1部でTEAM SHACHIとの共演で盛り上がりを見せた「New Day Rising」を、第2部では、内藤・千浜・青山の3人で披露。会場に風船を飛ばすという演出も加わり、クリスマス感溢れるパフォーマンスとなった。
また、最後のブロックでは意外過ぎるカバーを披露してファンを驚かせた。
その曲とは、ももクロファンやスタダファンにはおなじみの佐々木彩夏の「あーりんは反抗期」。♪さーさき! さーさき! とファンがコールすると、佐々木が♪あーりんのこと 佐々木っていうなー! と答えるかけあいで人気の1曲を、♪なーいとう なーいとう、♪るんぱんのこと 内藤っていうなー! というかけあいで再現したのだ。
カバーとは思えないほどの一体感と盛り上がりを見せると、最後の1曲はB.O.L.Tの人気曲「寝具でSING A SONG」。曲の後半では、千浜と青山がケーキと花束を持って登場するというサプライズも。ファンからの「おめでとう」の声が飛び交う中、内藤は「来年もみんなと1時間でも長く、最高にハッピーなライブを作っていきたい」と来年の抱負を語り、ライブはフィナーレを迎える。
続くアンコールは、内藤が初めて作詞作曲を手がけた楽曲「Reverse」でスタート。内藤のさらなる可能性を感じさせる1曲だ。現状ライブでしか聴けない楽曲なので、この曲を待っていたファンも多かったことだろう。
そして、ラストは第1部では披露しなかった「OUR COLOR」と「One Life」というB.O.L.T楽曲2曲で再び会場がひとつになるほどの盛り上がりを見せた。
今回は、B.O.L.T楽曲を歌い継いでいくと決めたソロアイドル内藤るなの強い思いやこだわりが改めて感じられる熱いライブとなった。来年もまたソロアイドルとして活動を続けながら、浪江女子発組合というスタダアイドルグループの1メンバーとしての魅力も見せてくれることだろう。
そして、年末にはまた『Luna FESTIVAL 2025』を開催して、1年間の成長と集大成を見せてほしいと願っている。2025年も引き続き、内藤るなに注目だ。
【あわせて読む】スタダ所属のソロアイドル内藤るながバンドやアイドルと対バンツアー開催、バンドファンからも注目
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