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ギャルマインドの本質とは?『おむすび』第13週、翔也を救った“ある言葉”がヒントに

エンタメNEXT / 2024年12月30日 14時55分

ギャルマインドの本質とは?『おむすび』第13週、翔也を救った“ある言葉”がヒントに

写真◎NHK

現在放送中の連続テレビ小説『おむすび』(総合・月曜~土曜8時ほか)。12月23日(月)~27日(金)放送の第13週「幸せって何なん?」では、結(橋本環奈)と翔也(佐野勇斗)がそれぞれの幸せを模索。その中で改めて、今作における“ギャルマインド”の存在感が浮き彫りになった。

【写真】翔也を救った“ある言葉”『おむすび』第13週

第62回、「別人になりたい」とギャル男に変身した翔也。結は「ギャルなめんな!」と激怒していたが、見た目が変われば気持ちも変化するのでは?と個人的には翔也の“ギャル化”に賛成であった。歩(仲里依紗)が真紀ちゃんを投影してギャルになったことで強く生きれたり、結が糸島フェスティバルでギャルの楽しさに目覚めたように形から入ることでマインドが変化するケースもある。

ただ翔也は、ギャルファッションを本当の自分を隠すために使おうとしてしまった。結自身が好きでやっていることを隠れ蓑として利用されたと分かれば、「ギャルなめんな」と怒りたくなるのも当然だろう。それにいくら見た目が変わっても、自分の弱いところやダメなところに向き合わなければ根本は何も変わらない。結は自分自身が震災の記憶や歩との確執を乗り越えてきたからこそ、中途半端に変わろうとする翔也に腹が立ったのだ。

プロ野球選手になるという夢が途絶え迷走している翔也に、歩は「過去とか未来のこととか考えて悩むんじゃなくて、まずはさ今を楽しんでみたら?」とアドバイス。「大好きな人と今この瞬間を思いっきり楽しんだら、未来も変わるかもよ」と元気づけた。

“過去や未来ではなく、今に目を向ける”という歩のメッセージには、ギャルマインドの本質が詰まっている気がする。過去に縛られたり、未来を恐れるのではなく“今”好きだと思うことをする。それがギャルたちの底抜けな明るさにつながっていると思うのだ。

そんなギャルマインドを翔也よりも一歩先に自分のものにしていたのが、ナベさん改めナベべ(緒形直人)だ。最初は「口のきき方も知らんし常識はないし」とギャルを嫌っていたそうだが、好きなことに真剣な姿や、悩みを抱えながらも明るく生きるギャルたちに元気をもらったのだという。ギャルたちと明るく話す姿は、まるで大人になった真紀ちゃんと話しているかのよう。性格が丸くなっただけではなく、顔つきまで柔らかになりまさに別人級の変身を遂げた。

結や歩、ナベさんは長い間過去の辛い記憶に囚われていた。だが“今”に重きを置くことで前を向け、過去のことも健やかに懐かしめるようになった。思い描いていた未来を失い途方に暮れる翔也も、今好きなことに目を向け、結への気持ちを再確認。結との愛を取り戻すことができた。

生きていると過去の失敗や悲しい記憶、未来へのどうしようもない不安に襲われるときもある。でもそんなときは心にギャルマインドを宿して、今に目を向けてみてはどうだろうか。今できることに手を伸ばせば、今よりもさらに素敵な未来が待っているかもしれない。

来年はどんな一年にしようか考えながら、まずは今この瞬間まで生き抜いた自分を「アゲ~!」と褒めたたえたいと思う。

【あわせて読む】橋本環奈、朝ドラ『おむすび』の制服オフショットに「毎朝元気になれそう」の声

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