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『ホットスポット』第1話 バカリズム新ドラマ、いよいよ始動!角田晃広が神キャスティング

エンタメNEXT / 2025年1月15日 17時30分

『ホットスポット』第1話 バカリズム新ドラマ、いよいよ始動!角田晃広が神キャスティング

『ホットスポット』(日本テレビ系)

バカリズムが脚本を務めたTVドラマ『ホットスポット』(日本テレビ系)の第1話が、1月12日に放送された。(以下、ドラマ第1話のネタバレを含みます)

【画像】角田晃広が神キャスティング、『ホットスポット』第1話

公式サイトには「SF史上かつてない小スペクタクルで贈る、地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー!」という超控えめなコピーが踊っているが、実際にドラマをみてみると、その看板に偽りなし。本当に小スペクタクルで、本当に地元で、本当に宇宙人が登場するのである。

舞台は、富士山麓にある山梨県の小さな町。ビジネスホテルで働くシングルマザーの清美(市川実日子)を中心に、同僚の磯村さん(夏帆)や沢田さん(坂井真紀)、幼馴染の美波(平岩紙)や葉月(鈴木杏)との、穏やかな日常が描かれていく。

ホテルのフロントで接客業務をしながら、「客から部屋に幽霊が出るというクレームがあり、テレビの裏とかベッドの下を探した」という雑談に興じる清美と磯村さんだが、チェックアウトの時間帯だったため、たびたびトークが中断してしまう。何気ない会話のなかに、ちょっとだけエッジの効いた要素を組み入れるのが、バカリズム流だ。

思えば、過去にバカリズムが脚本を描いた『架空OL日記』や『ブラッシュアップライフ』も、女子会的ワチャワチャトークを見ているだけでひたすら楽しい、日常系コメディーだった。そこに、「OLのなかに制服をきただけのバカリズムが混じっている」とか、「何度も人生をやり直すことができる」とか、ひとつ大きな飛び道具が加わることで、奇妙な味が生成される。

そしてこの『ホットスポット』では、清美の先輩の高橋さん(角田晃広)から「実は俺、宇宙人なのね」という衝撃の告白を受けたことから、物語がダイナミックに…いや、それほどダイナミックではないのだが…というか茶柱が立ったくらいの出来事として流れていくのだが…動いていく。



自転車で帰宅途中、車にはねられてしまった清美を、たまたまその場に居合わせた高橋さんが、超人的な怪力とスピードを発揮して救う。後日そのお礼を伝えたところ、高橋さんから「俺、宇宙人」という告白を聞かされたのだ。

思わず「ん?」とつぶやく清美。たぶん視聴者全員も「ん?」と脳内でつぶやいている。「命の恩人」から、「自分のことを宇宙人だと主張するヤバい奴」に下方修正されたことを察した高橋さんは、10円玉を捻じ曲げる怪力を見せて、嘘ではないことを信じてもらおうとするが、もちろん清美は半信半疑だ。このやりとり、ほとんど東京03のコントを見ているかのよう。

「他の人には黙っていてね」という高橋さんの言葉をガン無視して、清美は幼馴染の美波と葉月に事の次第をベラベラ喋り、気が付けばファミレスで宇宙人としての能力を披露してもらうことに。高橋さんに対してみんな半笑いな感じだとか、身体がかゆくなったり、耳が痛くなったりする能力の副作用が出るとか、これまた東京03のコントを見ているかのよう。

宇宙人なのにちょっとナメられている、というのが『ホットスポット』のキモ。そう考えると、角田晃広はまさに神キャスティングだ。第二話以降も、清美と高橋さんとの小スペクタクルな日々が素描されることだろう。世界が驚愕するくらいスケールのちっちゃい『未知との遭遇』。がぜん日曜の夜が楽しみになってきた。

【あわせて読む】こんな映画は福田雄一にしかできない、有名俳優たちがふざけ倒す『聖☆おにいさん』

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