デビューわずか16日でチャンピオンの逸材!マリーゴールド現役高校生レスラーの山岡聖怜の魅力
エンタメNEXT / 2025年1月27日 17時45分
山岡聖怜/『マリーゴールド公式ファンブック』(宝島社・刊)
近年、女子プロレス界には続々とニュースターが誕生しているが、その中でも最新・最強なゴールデンルーキーがマリーゴールドのリングで活躍する現役高校生の山岡聖怜(やまおか・せり)だ。
【写真】マリーゴールドのリングで活躍する現役高校生の山岡聖怜
もともとアマチュアレスリングの世界でオリンピックを目指し大活躍していた山岡だが(ちなみに実姉でタレントの山岡雅弥もレスリング界で有名な存在だった)前十字靭帯を負傷。完治すれば選手として復帰できたのだが、復帰するまでにかなりの時間がかかる、ということでレスリングの道を断念。
そこで運命的に出会ってしまったのが女子プロレスだった。レスリングに青春のすべてを捧げてきた彼女はエンターテインメントにほとんど触れずに育ってきてしまったため、世の中の流行に疎い部分がある。「もちろんプロレスのことは知っていましたけど、それは男の人がやるものだと思いこんでいたので、女子プロレスというジャンルがあることをはじめて知って、びっくりしました!」と語る山岡が女子プロレスに“ひとめぼれ”して、そのままプロレスラーになってしまったのだから、これはもう運命としかいいようがない。
1.3大田区大会で鮮烈なデビューを果たした山岡聖怜は、それからわずか16日後、プロ転向5戦目にして早くもタッグ王座に挑戦。ただのタイトルマッチだとしても異例中の異例だが、相手は180㎝オーバーの超大型外国人チーム、ボジラ&タンク。日曜日の真っ昼間から女子高生が巨漢外国人たちにぶん殴られていたら、即通報モノの大事件だが、プロレスのリングではこれが日常茶飯事。とはいえ、いくらなんでも王座奪取は難しいだろう、というのが大方の予想だった。
しかし、パートナーにして“女子プロレス界の人間国宝”と称されるレジェンド・高橋奈七永(5月に現役引退が決まっている)の激烈サポートを受けた山岡は、タンクの超巨体を見事すぎるジャーマンで投げ切り、文句なしの王座獲得! 高橋奈七永も「プロレスのキャリアは半月だけど、アマレスの経験もあるし、彼女の人生がそのままキャリアになっている」と大絶賛。超新星誕生の瞬間に立ち会った後楽園ホールの観客は大いに盛りあがった。
だが、デビュー戦の前から、この選手はなんかやってくれる、という予感はあった。現在発売中の『マリーゴールド公式ファンブック』(宝島社・刊)では特別企画として若手選手たちによる料理バトルの模様を誌面で実況再現しているのだが、その撮影で山岡聖怜はスター性を如何なく発揮してくれたのだ。
いきなりキッチンにエプロン姿&ウサギの耳のコスプレで登場した山岡聖怜。たしかに料理バトルのルール説明で「本に載せるものなので、味だけでなく映えもポイントの対象となります」と事前に伝えてはいたが、まさか自分自身を映えの対象にしてしまうとは! 撮影時にはデビュー戦の相手も決まっていない練習生だったのだが、もうプロとしての自覚はチャンピオンレベルに高かったのだ。
カメラを向けるとニッコリと笑ってくれるのだが、シャッターを切り終わると、瞬時にシビアな料理人モードに変貌。まさに勝負師の目力で食材と格闘している。その姿は夕方のニュース番組でよくやっている「両親から受け継いだ食堂をアイデア料理で大繁盛させた女子高生シェフ」を彷彿とさせた。
よくあるのが、できあがった料理が大失敗というパターンなのだが、ロッシー小川代表も太鼓判を押すほどの絶品料理が完成。もうデビュー前からただものではなかったのだ(食材を準備しているときに、うっかりパックの中の卵をひとつだけ割ってしまったことは、まだ調理開始のゴングが鳴る前だったので見て見ぬふりをしておきました)。
デビューからわずか16日でチャンピオンになってしまった山岡聖怜には、ここから過酷な防衛ロードが待ち構えている。パートナーの高橋奈七永の引退試合は5.24代々木競技場第二体育館。理想をいえば、その日まで防衛を続けて、チャンピオンのまま送り出すことなのだが、さすがに125日間もベルトを死守するのは至難の業。
はたしてどんな闘いを魅せてくれるのか、非常に興味深い。ルーキーがいきなり輝ける女子プロレスの世界はやる側からしたら夢があるし、見る側からしても刺激的で目が離せない。2025年、ますます女子プロレスが面白い!
【あわせて読む】東京女子プロレス・身長152cmの小柄レスラー鈴芽、荒井優希のベルトに挑戦「ライバルだと思ってほしい」
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【マリーゴールド】高橋奈七永が〝超ルーキー〟山岡聖怜を後継指名「パッションさんに改名してもらう」
東スポWEB / 2025年1月21日 6時7分
-
【マリーゴールド】山岡聖怜 デビューから16日で高橋奈七永とツインスター王座初戴冠「親孝行できてよかった」
東スポWEB / 2025年1月19日 16時13分
-
【マリーゴールド】18歳・山岡聖怜「お母さんみたいな存在」 タッグ挑戦の相棒・高橋奈七永に恩返し宣言
東スポWEB / 2025年1月18日 6時7分
-
【マリーゴールド】大型新人・山岡聖怜が初王座戦を前に洗礼 調印式でボディースラム…屈辱の子供扱い
東スポWEB / 2025年1月10日 5時8分
-
【マリーゴールド】山岡聖怜がデビュー戦で延長戦で黒星 高橋奈七永とツインスター挑戦表明
東スポWEB / 2025年1月3日 18時24分
ランキング
-
1東野幸治とハライチが春の番組改編で大ピンチ…松本人志、中居正広のスキャンダルでトバッチリ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月30日 16時3分
-
2「ダウンタウンDX」 23日放送の直前変更、説明なし 次週予告も別内容で「なんか問題発生…」心配の声
スポニチアネックス / 2025年1月30日 23時10分
-
3フジ元人気女性アナ、“上納と中居熱愛”を否定も「誰が信じるんだ」衝撃キスプリクラ流出の過去
週刊女性PRIME / 2025年1月30日 21時0分
-
4週刊文春「世紀の大誤報」は「明らかに大げさ」 茂木健一郎氏、記事訂正巡り持論
J-CASTニュース / 2025年1月30日 19時36分
-
5「知りたかった情報が書いてない」元フジ渡邊渚アナのエッセー本に渦巻く“絶賛と疑問”
週刊女性PRIME / 2025年1月31日 6時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください