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『ホットスポット』第2話 東京03角田晃広のナメられっぷりは、「名探偵津田」がヒント?

エンタメNEXT / 2025年1月24日 19時0分

『ホットスポット』第2話 東京03角田晃広のナメられっぷりは、「名探偵津田」がヒント?

『ホットスポット』(日本テレビ系)

バカリズムが脚本を務めたTVドラマ『ホットスポット』(日本テレビ系)の第2話が、1月19日に放送された。(以下、ドラマのネタバレを含みます)

第1話は「SF史上かつてない小スペクタクルで贈る、地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー!」という看板に偽りなしの小スペクタクル展開だったが、今回もそれに負けず劣らずスケールが小さい。

いつものように幼馴染の美波(平岩紙)、葉月(鈴木杏)とダラダラトークをしながらランチ会を楽しむ清美(市川実日子)。すると小学校の先生をしている葉月から、体育館の天井に挟まったボールを取るために、高橋さん(角田晃広)にお願いできないかと相談される。

前回のエピソードで、10円玉を捻じ曲げたり遠くの世間話に聞き耳を立てたり、宇宙人として考えると正直アレだけど、まあそれなりにいい感じの能力を遺憾無く発揮した高橋さんであれば、きっとこの難題を解決してくれると考えたのだ。エピソードタイトルは「しょうもないお願い」だが、視聴者の想像を上回る(下回る?)しょうもないお願いっぷり。さっそく清美は高橋さんに拝み倒して、作戦の実行をとりつける。

小学校に潜入する前に、カフェ・モンブランで軽く打ち合わせ。依頼人なのに最初から現場に行く気がなかった清美・美波・葉月の態度に、高橋さんは驚きを隠せなず、世にも奇妙な「学校に行く/行かない問答」が続く。ここで重要なのは、「3人は高橋さんのことを一応宇宙人だとは思っているけど、わりとナメてる」ことである。

お笑い芸人のダイアン津田に代表されるように、おじさんムーブを繰り出しても馬鹿にされてチャンチャンになってしまう、“ナメられている系おじさん”が最近のトレンドだ。西の代表が津田とするなら、東の代表は東京03の角ちゃんだろう。

ちなみにバカリズムは、津田の人気を決定的なものとした『水曜日のダウンタウン』の人気シリーズ「名探偵津田」のMCを務めている。ひょっとしたらその経験がヒントになって、“ナメられている系おじさん”を全面に押し出したドラマを作ったのかもしれない。



黒飴とかやたら渋い系のお菓子が用意されてたり、子供の頃は竹馬で遊んでいたと思われたり、ナメられているどころか、だいぶおじいさんに見られていたっぽい高橋さん。学校に向かう車中でも、しっかりイジり倒されている。それでも人のいい高橋さんは依頼されたミッションを完遂するため、学校に潜入し、みごと体育館の天井に挟まったボールを取り除く。

ここでもうひとつ、意外な展開が。若者たちが学校のグラウンドに忍び込んで、ミステリーサークルを作っていたのだ。第1話でも軽く触れられていたこの事件、筆者はてっきり、高橋さんが故郷の星に向けてシグナルを送っていたのだと思いこんでいた。どうやらこのドラマは、そんなスケールの大きなことには発展しないらしい。満月をバックに、体育館の屋上にのぼった高橋さんは愉快犯たちを撃退して(その姿はほぼ『変態仮面』である)、ミステリーサークル事件は完結する。

ドラマの終盤で高橋さんは、レイクホテル浅ノ湖の温泉には特別な効能があり、それによって能力を発揮した際の副作用を抑えていると語っていた。これはひょっとしたら、「業績悪化でレイクホテル浅ノ湖が閉館に追い込まれ、高橋さんが温泉に浸かれなくなる=能力を発揮できなくなる」という伏線なのだろうか?

願わくは、高橋さんに平穏で平和な日々が続きますように。

【あわせて読む】『ホットスポット』第1話 バカリズム新ドラマ、いよいよ始動!角田晃広が神キャスティング

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