吉岡里帆が“まる子”で登場「ごほうびみたいな仕事」

女優の吉岡里帆が30日、横浜・MARK IS みなとみらい内で開催された新型「ミラトコット」新作CM発表会に登壇した。

CMは、人気作品「ちびまる子ちゃん」の主人公・まる子が22歳に成長し、車の免許を取ったら…という設定で実写化したもの。ナレーションにはアニメと同じくキートン山田を迎え、吉岡が演じる「おとなまる子」を中心にさまざまなドラマが繰り広げられる。



CMの撮影ぶりに「おとなまる子」の衣装で登壇した吉岡は「大好きなキャラ。またおとなまる子に戻れてうれしい」と笑顔。「ちびまる子ちゃん」について「アニメは毎週見ていたし原作漫画も読んでいました。ごほうびみたいな仕事でした」と演じた感想を述べた。

演技で意識したのは「コミカルさと元気のよさ」。吉岡は「子どものまるちゃんが表情豊かなので、そのまま大人になっても変わらないように」と語った。

CMでは親友の「たまちゃん」を女優・奈緒が務めた。「たまちゃんとの撮影がすごく楽しくて。奈緒さんが本当にたまちゃんぽくて。一緒に作れてよかった」と吉岡。

別のバージョンでは「花輪くん」も登場する。演じるのは俳優・竜星涼だ。吉岡によると「花輪くんの独特な話し言葉とスタイリッシュさもそのままに、共演していても『そのまま大人になった。そしてよりカッコよくなった』と思いました」とのこと。



会場には「おとなまる子の部屋」や新しいミラトコットも展示され、世界観を表現。部屋にはハーブリウムやおじいちゃんへの手紙、あのエピソードの名残かも…と原作ファンをニヤリとさせる小物が散りばめられている。



吉岡は「大人らしいステキなセレクト。そのなかにまるちゃんらしい古風なもの、地元を愛している部分も。ぜひ皆さんに見てほしい」と笑った。この展示は横浜を皮切りに名古屋、仙台、大阪など全５会場で実施され、自由に写真撮影もできる。



最後に吉岡は「新登場した『ミラトコット』は乗りやすくて、優しくて、安全。これから車に挑戦したいという方にも使ってほしい。私も『おとなまる子』として皆さんとお会いできるようがんばります」とあいさつし、場を締めくくった。