カラテカ矢部太郎、続編『大家さんと僕 これから』発売
Entame Plex / 2019年6月21日 20時45分
カラテカ矢部太郎、続編『大家さんと僕 これから』発売
お笑い芸人・矢部太郎のマンガ家デビュー作『大家さんと僕』は、東京・新宿区のはずれの一軒家で、大家のおばあさんと一つ屋根の下に暮らす生活をほのぼのと描いたフィクション。
雑誌「小説新潮」2016年4月号~2017年6月号の連載が元になっています。
2017年10月の刊行以来、じわじわと評判が拡がり、翌18年初には早くも20万部を突破。同年5月には第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。
これは本職のマンガ家以外が作画した作品では初、もちろん芸人でも初の快挙。この影響は大きく、同7月初めには部数は50万部に。
この年はオリコン年間BOOKランキング「コミックエッセイ」「タレント本」で1位になるなど各種ランキング上位に顔を出し、『大家さんと僕』はまさに2018年を代表する1冊に。その後も版を重ねて、2019年6
月21日現在、78万4000部となっている。
このたび、待望の続編単行本『大家さんと僕 これから』が7月25日(木)に刊行されることが決定した。
本書の元になった連載は「週刊新潮」2018年5月3・10日号に始まり19年3月28日号まで、途中に休載を挟んで34回続いた。単行本化にあたり、連載原稿の他に30ページ超の描き下ろしを加えている。
1巻の発売前後のことから、とうとう訪れた大家さんとの別れまでが描かれている。
悲しみと寂しさの中にも矢部独特のユーモアとファンタジックな感覚が光っていて、読み終わると心が温かくなる作品となっている。
また、これに先立ち6月26日(水)には、シリーズの番外編的な一冊『「大家さんと僕」と僕』を刊行。こちらは限定のカラー描き下ろしマンガや、様々な人との交流を描いてきたマンガ「○○と僕」の再録、著名マンガ家による応援イラスト寄稿など盛り沢山の内容。『これから』と合せてぜひチェックを。
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