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ノロウイルスに「アルコール消毒」は効きにくい!?

Entame Plex / 2019年12月19日 11時40分

 ノロウイルスに「アルコール消毒」は効きにくい!?

ノロウイルスに「アルコール消毒」は効きにくい!?

サラヤ株式会社は、2019年11月8日~14日の期間において、全国の20代~40代女性300名を対象に「ウイルス対策」に関する調査を実施。このたび、その結果が発表されました。



ウイルスが繁殖しやすい気温・湿度になるこれからの季節。どのようなウイルス対策をしているのか質問したところ、最も多かったのは「手洗い(87.0%)」続いて、「うがい(68.4%)」という結果になりました。2000年初め頃から、使い捨てマスクが普及していったことにより、ウイルス対策として、「マスクの着用(49.2%)」をする人が増えていったようです。また、衛生用品としてアルコール消毒剤が定着しているものの、ウイルス対策として「手のアルコール消毒(19.2%)」を行っている人は、2割以下という事実が明らかになりました。

対策が必要だと感じる時期について質問した結果、インフルエンザの流行や冬の期間中に対策をとる必要性を感じる人が多いようです。また、ウイルスの活動が活発になる、またはなっている時期だけでなく、一年中対策が必要だと感じる人が2割ほどいることも分かりました。

さらに、なぜウイルス対策を行っているのかついて質問。最も多かった回答は、「家族へ感染しないように(37.0%)」、続いて「子どもが小さいから(20.4%)」「子どもの受験が控えているから(18.8%)」でした。合わせて76.2%と、大半の人が自分自身ではなく、家族のためにウイルス対策を行っていました。

ウイルス対策はたしかに重要ですが、なかにはやり過ぎている人を見かけることも。周りの人のウイルス対策に対して、“やりすぎ”と感じたエピソードを聞きました。

・持ち物を除菌しまくる人
・一年中マスクを着用している
・何か触ると毎回手をアルコール除菌する
・首から下げるウイルス予防グッズ
・インフルエンザの時期に幼稚園を休ませる
・うつらないように、学校を休ませる
・ショッピングモールに行ったとき、友達が店内のベビーカーや椅子などを除菌シートで拭き取っていた

ウイルス対策として習慣づけている人が最も多かった「手洗い」。人が罹患する要因の多くは、手に付着した病原微生物(細菌・ウイルス等)が物品に付着し、そこからまた手を介して鼻や口、目から体内に入ること。

様々なウイルスがある中、どのようなウイルスに警戒しているのか…最も回答が集まったのは、毎年冬の時期に猛威を振るっている「インフルエンザ(64.8%)」。続いて、下痢や嘔吐などの胃腸炎症状を伴う「ノロウイルス(31.6%)」という結果に。比較的聞き覚えのあるメジャーなウイルスに票が集まっています。

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