「三井ゴールデン・グラブ賞」動画の選手名言に感動必至
Entame Plex / 2020年10月30日 16時43分
田中氏:感染拡大が進む中、過酷な勤務状況やご自身の感染リスクなど、様々なものを乗り越えながら懸命に支えてくれた医療従事者の方々のご尽力があったお陰で、今季も開幕することができました。本当に頭が下がる想いで「感謝」の一言に尽きます。なかなか先が見えず、つらい時期もあった中、熱い気持ちで後押ししてくれたファンの皆さん。無観客試合や入場制限などもあり、球場では大きな声を出して応援することもできませんでしたが、こういう状況だからこそ、ファンの“熱い気持ち”や“心の声援”は選手に届いていたし、より強く響く部分もあったと思います。これまでプロ野球がある状況が当たり前でしたが、今回のコロナ禍を経て、野球のある生活の幸せを改めて感じました。
――三井ゴールデン・グラブ賞は今年も実施されますが、どのような想いをお持ちですか。
西崎氏:一時はシーズン自体がどうなることかと思っていたので、今年も例年通りに実施されて嬉しいです。個人的にも思い入れのある賞なので…。ある意味、異例のシーズンになったからこそ、より注目度も高まると
思います。今年は誰が選ばれるのか楽しみです。
里崎氏:三井ゴールデン・グラブ賞は、選手にとって最高の賞の一つ。今年も実施されることは選手にとっても良いことです。ファンの皆さんも同じだと思いますが、この時期が近づいてくると、どの選手が受賞するか、自分でも予想してみたりします。投票される記者の皆さんがどの選手に投票するのか、ファンも僕もチェックしていますので、厳正な投票をよろしくお願いします!
田中氏:表彰や個人タイトルはある意味、プロ野球選手の評価や勲章です。受賞したりタイトルを獲得することで当然、自信にもなりますし、その後の選手としての成長にもつながります。三井ゴールデン・グラブ賞を受賞して、あのトロフィーを受け取ることを目標にしている選手は本当に多いと思います。ファンの皆さんも楽しみにして いますし、今年も変わらずに実施されることは良かったです。
――いま、徐々にまた野球が出来るようになってきましたが、いかがですか?
西崎氏:これまで普通に野球ができていた中、コロナの影響でそれが叶わなくなり、再び野球ができる環境が整うまで、こんなにも難しいものか…と実感しました。みんなで苦しい経験をした中、自分自身も野球に対する考えや想いを今一度、見つめ直す機会となり、新たな気持ちが芽生えたのを感じます。プロ野球が開催されなければ、当然、解説の仕事も無くなり、安全な環境が整わなければ、野球教室や野球関連のイベントも中止になります。みんなの努力や協力によってプロ野球が開催され、感染対策をしながら野球教室なども徐々に実施される状況になってきました。将来のプロ野球選手を夢見る子どもたちが数多くいる中、子どもたちの夢をつなげられる、未来を応援できるように、プロ野球OBとして自分にできることを続けていきたいです。今後も状況が少しでも良くなっていって欲しいです。
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