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コロナ禍で“収入”と“お金の使い道”は?

Entame Plex / 2020年12月10日 11時0分

コロナ禍で“収入”と“お金の使い道”は?

コロナ禍で“収入”と“お金の使い道”は?

株式会社大黒屋は、2020年11月20日~25日の期間において、全国の30代~50代の会社員男女500名を対象に、「収入とお金の使い道」に関するアンケート調査を実施。このたび、その調査結果が発表されました。



今年は新型コロナウイルスの影響を受け生活が一変。コロナの影響を受けたことの一つとして挙げられるのが収入。ボーナスの時期に差し掛かり、収入と支出、ボーナスなどお金について調査しました。まず、昨年の年末時期と比べ収入に変化があったか聞いたところ、最も多かったのは「変わらない」(64.6%)でしたが、「減った」は29.4%と約3人に1人は収入が減っていることが判明。全体の9割以上が昨年の年末時期と比べて収入が増えなかった事実がありました。一方、「増えた」(6.0%)も一定数いることも分かり、コロナは収入に影響を及ぼしていると言えます。



収入の変化について分かりましたが、現在の収入に満足しているか質問したところ、「全く満足していない」(19.0%)、「満足していない」(23.2%)、「どちらかというと満足していない」(27.2%)を合わせて、69.6%という結果に。約7割弱の人が現状の収入に満足していないことが判明しました。どちらかというと満足している人は22.0%で、「とても満足している」「満足している」と、満足していると断言できる人は8.6%と、現状の収入に対する満足度は全体的に低いようです。



収入が減る一方で支出は増加し、現状の収入に満足していない人の方が多いことが分かりましたが、収入を増やす工夫をしているのか調査しました。結果、工夫をしている人は38.0%と約4割の人が自身の収入に対して何かしらの対策をとっていることが伺えます。逆に6割以上の人は、収入に満足していない、という意識を持ちながらも、自ら増やす工夫をしていないという意識に対する行動の欠如が見受けられます。

収入を増やす工夫をしている人に具体的にどのような方法で収入を増やす工夫をしているか聞いたところ、「副業」(53.0%)に最も多い回答が集まりました。半数以上が収入を増やす手立てとして「副業」をあげています。次いで「資産運用」(45.5%)、「不要品の売却」(40.9%)という結果に。本業以外の収入の増やし方に関しては、回答に大きな偏りはなく、様々な方法による収入の確保の選択肢があると考えられます。

収入には満足していないものの増やす工夫をしていない人にも、前項と同様に増やすとしたらどんな方法で行いたいか質問しました。結果、半数以上の人が「副業」(51.6%)、次いで既に工夫をしている人の結果同様、「資産運用」(45.6%)、「不要品の売却」(40.5%)と回答しました。工夫の有無に限らず、副業の選択肢のバランスは変わらないようです。コロナ禍で、副業を認める企業が増えたという時代の流れがこの結果に繋がった背景としても考えれます。また、リモートワークの浸透により、時間に余裕ができ、家でできる手軽な副業をする人が多いことも予想されます。おうち時間を活用して、収入を得られるのは効率的です。

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