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東日本大震災から10年…6割以上が災害時の備えなし!?

Entame Plex / 2021年3月10日 10時0分

続いて災害とお金について調査しました。まず、前述の質問で、災害に備えて「有事用のお金を家の中に置いている」と答えた108人に、具体的にいくら置いているか質問。その結果「1万以上10万未満(38.9%)」が最も多いことが明らかになりました。次いで「10万以上20万円未満(21.3%)」、同率で「1万円未満」「20万円以上30万円未満」(12.0%)という結果でした。「100万円以上(5.6%)」置いている人も一定数いることが判明しました。



次に、災害などの有事のために貯蓄をしているか聞いたところ、現在「貯蓄している(39.0%)」人は約4割という結果に。「貯蓄していないが、今後貯蓄したい(44.2%)」と合わせて、83.2%の人が貯蓄を必要だと感じていることが分かりました。また、現在貯蓄をしていない理由については、「災害時と区別していない(55.1%)」に最も多く回答が集まりました。貯蓄はしているものの、その用途は“災害時”とは限らない人が多いようです。「災害時の貯蓄に割くお金がない(34.8%)」、「どのくらいの備えがあればいいのかわからない(26.9%)」にも一定数の票が集まりました。

東日本大震災から10年が経とうとしていますが、今最も不安に思う災害について質問しました。結果は2位と圧倒的な差をつけて「地震(67.0%)」に多くの回答が集まりました。



災害だけでなく、新型コロナウイルスによって世間が一変してから約1年が経った今日。新型コロナウイルスの影響で、予防対策や備えなどの危機意識は変わったか質問しました。「非常に変わった(15.6%)」、「変わった(39.4%)」を合わせて、半数以上の人が危機意識に変化があったと回答しました。

予防対策や防災、貯蓄への意識変化に関するエピソードを回答してもらいました。新型コロナウイルスにより、自然災害そのものに対する備えに加えて、マスクなどの衛生用品も必要だと考えるようになったという人が多くいました。また、いつ何が起こるか分からないという気持ちから、“貯蓄”の重要性を再確認したというエピソードも寄せられました。

【この1年で予防対策や防災、貯蓄への意識が変わったエピソード5選】
・いつ何が起こるかわからないと思うようになった(埼玉県・57歳女性)
・将来のための貯蓄が大切と再認識した(高知県・34歳男性)
・マスクの終日着用や手指の消毒などの衛生について。三密を避けてできるだけスマホを用いた生活になる。免疫力を高められるよう健康な生活をする(神奈川県・28歳女性)
・今まで防災に関しては食料品の備えなど、いわゆる自然災害に対するモノが多かったが、今回のコロナウイルスのような感染症に関しては殆ど対策をしていなかった。昔とは違いマスクなどの衛生用品の備えもするようになった(長崎県・31歳男性)
・災害時に病気が蔓延したらどうしようもないので、マスクや常備薬、消毒用品は災害時用の備品の中でも優先順位が高くなると感じた(東京都・42歳女性)

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