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コロナ禍で学校行事に影響…「子どもの成長が見たい」

Entame Plex / 2021年5月27日 11時0分



その一方、「十三祝い/十三参り」という言葉の認知度を調べたところ、80.4%の人が「知らない」と回答。発祥地の京都を中心に関西地方で主に行われてきた行事のため、全国の小学生の子どもを持つ親からの認知度はそれほど高くないようです。

「知っている」と答えた人に対しては、どのようなきっかけで「十三祝い/十三参り」を知ったかについて伺いました。最も多かった意見は「自分が子どもの頃に行事として体験した(29.6%)」で、幼少期の体験が記憶として残っていることが分かります。次に「親になって周囲から見聞きするようになった(22.4%)」「TV・雑誌・ネットなどで見たことがある(17.3%)」と続きました。



そして、子どもの凛々しい和装姿をしっかりと思い出に残すことができる、「十三祝い/十三参り」の記念撮影についても質問しました。「興味がある」と答えたのは、「興味がある(10.0%)」「どちらかといえば興味がある(21.2%)」を合わせて31.2%となり、3人に1人が興味を持っていることが明らかになりました。学校行事の中止により、家族揃って子どもの成長を見届けることが難しくなっているコロナ禍。大人になりつつある子どもの姿をプロに撮影してもらう「十三祝い/十三参り」の記念撮影も、子どもの成長を思い出に残す新たな方法として今後広まっていきそうです。



続いて、学校行事の中止・縮小で子どもがストレスを感じていると思うかについて聞いたところ、「思う(30.8%)」「どちらかといえば思う(41.2%)」を合わせて72.0%もの親が子どものストレスを感じていると判明。楽しみにしていた学校行事の中止・縮小は、子どもの心に影響を与えているようです。



一方で、親としてはコロナ禍で学校行事を実施することについて賛成か反対かを調査しました。その結果、「賛成する(14.0%)」と「どちらかといえば賛成する(41.2%)」は合わせて55.2%。「反対する(11.6%)」と「どちらかといえば反対する(33.2%)」は合わせて44.8%と、やや賛成派が上回りました。

また、コロナ禍での学校行事における賛成派・反対派の具体的な意見も募りました。

<賛成・どちらかといえば賛成派>
「子どもの成長を見たい」(岡山県・45歳・男性)
「その年でのイベントは二度と戻ってこない。子どもの成長は早い。感染予防に努めれば実施してよいと考える」(鹿児島県・38歳・男性)
「これまでとは違う形の実施方式を検討すれば、コロナの中でも開催可能な場合があると思う」(愛知県・50歳・男性)
「子どもたちの日頃の成果を試すもの。目標を作り達成するためには必要」(東京都・33歳・女性)
「基本的に屋外でやる行事については、三密も回避されており、リスクは低いと考えられるから。何でもかんでも中止にしてしまうと、子どもがかわいそう」(静岡県・46 歳・男性)
「運動会や学習発表会など、特別な行事はさせてあげたい」(北海道・35歳・女性)
「何もなさ過ぎてもストレスになりそうだから、無理のない範囲であれば」(徳島県・44歳・女性)
「全部中止にしたところで、コロナ感染の完全予防にはならないと思うから」(山口県・39歳・女性)
「少しでも学校での子どもの様子を知りたい」(神奈川県・36歳・女性)
「縮小させて、感染対策をしっかりした上で、やってもらいたいと思う。例えば、運動会だったら、親の観戦は小学校1年と6年生だったりと、観戦者も減らして、その他はオンライン中継などで実施してもいいかなと感じる。(昨年の運動会はそうだった)」(東京都・40歳・女性)

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