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“アニソン界のプリンス”影山ヒロノブが歌手人生を辿る

Entame Plex / 2021年9月7日 21時0分

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“アニソン界のプリンス”影山ヒロノブが歌手人生を辿る

新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は27日、アニメLIVEチャンネルにて森久保祥太郎と『声優と夜あそび』がタッグを組んだ音楽番組『ザ・セッション from 声優と夜あそび #3』を放送した。

本放送には、『ドラゴンボールZ』の主題歌『CHA-LA HEAD-CHA-LA』や『聖闘士星矢」の主題歌『ソルジャードリーム~聖闘士神話』など、数多くのアニメソングを歌い “アニソン界のプリンス”という異名を持つ影山ヒロノブがゲストに登場。

今年で歌手活動45年目を迎えた、アーティストの大先輩である影山へ、森久保は「影山さんのミュージシャンとしてのキャリアのお話をじっくり聞きたくて」と話し、2人の音楽トークがスタート。「10代でキャリアをスタートして、45年後の今日は想像していた未来ですか?」と聞く森久保に、「還暦になっても、現役でやってられるのがラッキーだったなと思います」「若い頃は(自分が)“何歳まで歌いたいのかな”って思っていたけど、60歳になっても16歳の頃と同じ気持ちで、歌っていると楽しいですね」と影山の変わらない音楽への想いを語る。その変わらぬ思いに対し、「それを貫けるってすごいですよね」と森久保は尊敬の眼差しを向けた。

その後も、影山と森久保の初めての出会いや、影山が10代の頃組んでいたバンド『LAZY』での活動など、これまでの音楽活動を語った影山。そして話題は、影山の下積み時代の話へ。『LAZY』を解散して以降、ソロで活動していたという影山は当時を「数年間業界から(オファーが)何もなかったからね」「俺はいらないのかなって思いそうなくらい」「一番苦しい頃」と振り返り、森久保は「そういう時期が影山さんにもあったんですね」と驚愕。

また、森久保から「やめようかなって思ったことはなかったんですか?」と質問がされると、「ほかの『LAZY』のメンバーが活躍しているのに、メインボーカルの自分だけ先に諦めて辞めるのは考えなかった」「今考えると、めっちゃ好きだったんだと思う。歌うこととか音楽が」と語った影山。森久保は「お話を聞いてると、すごい勇気をもらえる」と話し、どん底に落ちても途絶えなかった影山の音楽への熱い思いに感銘を受けたようでした。

さらに、そんな苦しい生活のなかで、多くのアニメソングを手がけてきたレコード会社・日本コロムビアのディレクターから突如「戦隊シリーズ『電撃戦隊チェンジマン』の主題歌を歌ってほしい」とのオファーがあり、それをきっかけに“アニソン”を歌うようになったと明かした影山。80年代当時、“アニソン”には子供向けの音楽が多く、ロックバンド出身のシンガーいないなかでの異例のオファーだったことを話す影山。オファーされた理由について「アニメも特撮も、時代の進化で撮影の技術やアクションとか、スピード感やパワーが映像からはち切れんばかりになってきて、そこに合うものってまさに“ロック”しかないじゃないですか」「(アニメ界も)貪欲に“ロック”を取り入れていかないと、世の中の流れについていけないと思ったんじゃないかな」と語った。それまでポップな音楽が多かった“アニソン”の時代の変化に、“アニソン界のプリンス”と言われるまでになった影山のルーツが垣間見えた。

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