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小学校高学年以降、約2人に1人が“家族団らん”減少

Entame Plex / 2021年12月16日 11時0分

小学校高学年以降、約2人に1人が“家族団らん”減少

小学校高学年以降、約2人に1人が“家族団らん”減少

株式会社スタジオアリスは、2021年11月2日~4日の期間において、小学生の子どもを持つ男女400名と、中学生の子どもを育てた経験のある男女100名を対象に、「小学校の卒業と家族時間」に関する調査を実施。このたび、その調査結果を発表しました。



まず、家族の時間について調査を行いました。子どもが小学校高学年になって以降、中学に入学するまでに、家族で過ごす時間が減っているかについて聞いたところ、約2人に1人が「感じる(18.8%)」「どちらかといえば感じる(29.2%)」と回答しました。

家族で過ごす時間が減っている理由については、「塾や習い事に通い始めた(59.6%)」「子どもが友だちと遊びに行く機会が増えた(50.8%)」が挙げられました。家族以外のコミュニティができたことで、自宅にいる時間が減少しているようです。また、「子どもが一人でスマホを見る時間が増えた(33.3%)」といった、現代ならではの回答も一定数ありました。

続いて、家族と過ごす時間を増やすためにどのような工夫をしているかについて質問すると、「毎日ご飯を一緒に食べる(69.8%)」「毎日の出来事について子どもの話を聞く(56.4%)」を意識している人が多いことが判明。暮らしの一部の時間を使って、毎日子どもと向き合う時間を設けていることが見てとれます。

家族の時間を確保できるように様々な工夫をしている人が多い一方で、子どもと過ごす時間に対する不安や悩みについて聞いてみると、反抗期真っ只中な子どもとの接し方や子どもの思考が読み取れないことへの不安などが寄せられました。また、子どもが成長したことで「距離を置かれた」とショックに思ったエピソードを募ってみると、子どもの素っ気ない態度や、一緒の行動を嫌がるといった子どもの反抗的なシーンが寄せられました。

<子どもと一緒に過ごす時間の不安・悩み5選>
「反抗期ということもあり、甘えたい時とそうじゃない時の判断がつかず、対応に困ることがある」(東京都・45歳・女性)
「宿題したか、歯磨きしたか、片付けて、などの小言ばかりになってしまう」(富山県・39歳・女性)
「受験生のため、話題が勉強や受験のことになると反抗的になることがある」(東京都・39歳・女性)
「最近誰と仲が良くて、どこで何をして遊んでいるか把握しきれないこと」(山形県・42歳・男性)
「踏み込んだ話をしても、子どもにとって適切な回答ができるかわからなくて怖い」(兵庫県・51歳・男性)

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