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水樹奈々、2年4ヶ月ぶりの有観客ライブ!夏にツアーも

Entame Plex / 2022年1月7日 21時0分

SHORT MOVIEでは、水樹のデビュー曲「想い」をBGMにデビューから20年間のライブをダイジェストで振り返る。まだあどけなさが残るデビュー2年目のライブ映像や、初の東京ドーム公演発表の瞬間、歌手デビュー20周年記念日にFCイベントで披露した「想い」のピアノ弾き語り、そして「LIVE RUNNER」のリハーサル風景と続いていき、最後には「keep on RUNNING」の文字が映し出されて映像が終わり、明けて最初の曲は「Phase 21」。この曲は、リリースタイミングがコロナ禍で生活や環境が変化し次のフェーズへ差し掛かった2021年、そして自身も歌手デビュー21年目を迎えたタイミングだったため、立ち止まらずに、”その先の未来へ走って向かおう”というライブコンセプトとも共通した意味が込められている。曲間の「Wo-oh」というフレーズは本来ならファンと共に合唱したいパートだったが、今回は声が出せないため水樹が1人で力強く歌い、観客はそれに応えるように拳やペンライトを高く突き上げ、水樹とファンの心の繋がりをみせてくれた。

バックダンサー・team YO-DAの紹介を挟み、そのままダンスパートへ突入。センターラインの薔薇がアクセントになったアシンメトリーなミリタリー衣装でヘッドセットマイクを装着し、ダンサーズと息の合ったフォーメーションダンスで「Inside of mind」、「Love Fight!」を立て続けに披露。

凛々しくクールな表情で「TRANSMIGRATION」を歌い終えると2度目のSHORT MOVIEコーナーへ。「声優アイドル奈々」と題し、映像制作ユニット”AC部”による高速紙芝居が映し出される。演歌歌手を目指した幼少期から、声優・アーティストとしてデビューするまでの水樹の半生をコミカルに描いた物語だ。“声優アイドル奈々”がデビュー20周年記念ライブを開催、衣装チェンジのため一旦ステージを後にし、「このあとはもっと赤く燃え上がっていくぞー!」と告げると、映像とリンクするように会場がペンライトで赤く染まり、先月デジタルリリースしたばかりの新曲「Red Breeze」に繋がる。ステージにはさまざまな色の炎が燃え立ち、曲のクライマックスには約10mの花火があがるなど、圧巻の演出に会場のボルテージは最高潮へと達する。勢いをそのままに、畳み掛けるようなメロディが印象的な歌謡ロックの「カルペディエム」を熱唱した。

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