車を乗り換えるなら？ 免許を“返納”したい年齢は？

廃車・事故車買取専門の株式会社はなまるは、自動車の免許を取得したことがある30代から70代の男女500名（※一部免許返納者等を含む）を対象に「車の乗り換え・廃車」に関する調査を実施。このたび、その調査結果を発表しました。

様々な種類のある自動車。現在主に乗っている車のタイプを質問したところ、３割近くが回答したのは「軽自動車（29.9％）」でした。続いて多かったのは「コンパクトカー（19.2％）」と、1位と2位のタイプだけで約半数近くを占め、比較的小さめの車が多く乗られていることが明らかに。また、ランキング外の「スポーツカー（2.1％）」は、かなり少数派という結果になりました。

【乗っている車ランキング】
１位 軽自動車（29.9％）
２位 コンパクトカー（19.2％）
３位 セダン（17.8％）
４位 ミニバン（14.2％）
５位 SUV（8.5％）



車を乗り換えると想定した場合の希望エンジンタイプに関する質問では、定番である「ガソリン車（38.4％）」が最も多く、続いては、僅差で「ハイブリッドカー（36.6％）」という結果でした。「電気自動車（17.2％）」と回答した人は2割弱ほど。僅かながら、「水素自動車（2.2％）」という回答もあり、環境に優しいとされる車に一定の注目が集まっていることが見て取れます。



高齢ドライバーの手数料の改定や「運転技能検査」が2022年５月より開始します。それに伴い、免許返納への意識はさらに高まると考えられます。何歳で免許の返納をしたいか質問したところ、最も多かった年齢層は、４人に１人以上が回答した「75歳～79歳（27.4％）」。続いて「80歳～84歳（23.6％）」でした。過半数は「75歳～84歳」に返納したいことが分かりました。また、「85歳以上（10.8％）」と回答した人は、１割程度と比較的少数派でしたが、８人に１人以上は何歳になっても「返納するつもりはない（13.4％）」と考えていることが明らかになりました。

車の乗り換え時のほか、事故などで修理ができないような場合や長年乗らずに放置している場合などには、廃車手続き（※）が必要になることがあります。廃車手続きをしたことがある人を対象に、廃車にした理由について質問したところ、「老朽化や経年による経年廃車（69.2％）」と７割近くが回答しました。「トラブルや故障による余剰廃車（19.6％）」も2割程度が回答。３番目に多かったのは、「車検費がもったいないから（12.4％）」「車を使う機会がなくなったから（12.4％）」。続いて、「交通事故や地震・台風等の天災による事故廃車（11.2％）」でした。他には、自動車税、燃料費、保険料、駐車場代がもったいないという、金銭的な面が理由に挙がりました。