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子どもの小中学校“お受験戦争”経験者、教育費は高い?

Entame Plex / 2022年3月14日 10時0分



今後、子どもの受験を考えている親御さんへのアドバイスとして、子どもの受験経験者・予定者に、受験に臨むうえでやっておいた方がいいことを質問しました。結果、「子どもの勉強の習慣作り(25.7%)」が最も多く4人に1人以上が回答しました。次いで、2位は「塾選び(14.7%)」、3位は「教育費の確保(11.0%)」という結果に。

親がどんなに頑張っても子ども自身が自ら行動できないと勝てない受験。そのためには子どもの勉強への意欲を高めるための基盤づくりが重要だと見て取れます。

子どもの受験の実態が分かったところで、さらに教育全般に関して関東・関西在住の親に調査しました。まず、子どもの教育に関して思うことについて質問したところ、約7割の人が「教育にかかる費用が高いと感じる(67.2%)」と回答。次いで「勉強や成績面が心配(45.8%)」「子どものやる気を出すのが難しい(40.6%)」といった回答に約4割の人の票が集まりました。



次に教育費について深掘りしました。まず、子どもの最終学歴の希望について聞いた結果、7割以上の人が「4年制大学(71.2%)」と回答し、大卒を希望している親が大半であることが分かりました。



では、子どもを“大学”まで行かせる場合に、その教育費の総金額がどのくらいになるか把握している親はどのくらいいるのでしょうか。質問したところ、3人に1人以上が「あまり把握していない(29.0%)」「全く把握していない(9.0%)」と回答。

小学校から大学卒業までの教育費は、公立か私立、文系か理系かで異なりますが、おおよそ、すべて公立の場合約730万円、すべて私立の場合約2,000万円とされています。さらに、仕送りや一人暮らしであれば家賃などが養育費用として発生します。子どもを大学まで行かせることを見据えると、事前に資金を確保しておくことが重要と言えそうです。



前述の受験に臨むうえでやっておいた方がいいこと3位にランクインした「子どもの教育費の確保」。教育費の確保に向けて行っていることがあるか質問しました。結果、「何もしていない(14.4%)」を除く、85.6%の親が何かしら教育費確保に向けて取り組んでいることが分かりました。具体的な方法については1位「普通預金(59.0%)」、2位「学資保険(42.2%)」、3位「定期預金(30.4%)」という結果になりました。



教育費確保に向けて今後やりたいと思っていること・関心があることについて、「やりたいと思うことがない」人を除く人に聞いたところ、「副業(27.7%)」に最も多くの回答が集まり、次いで「定期預金(25.0%)」「つみたてNISA(18.5%)」「株式(17.7%)」が続きました。

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