コロナ禍３年目となるシルバーウィークの旅行事情は…

トラベルブランド「MILESTO（ミレスト）」を展開するBRUNO株式会社は、全国の20代から40代の男女500名を対象に「シルバーウィーク」に関する調査を実施。このたび、その調査結果を発表しました。



今年のシルバーウィークは３連休が２回あり、挟まる全ての平日を休むと最大で９連休となります。まず、シルバーウィークの休みの取り方について調査すると、「暦通り（41.6％）」に休む人は約４割でした。「９連休（5.2％）」にする人や、３連休を４連休などにして「暦通り＋１～２日程度（4.0％）」にする人は１割にも満たず、わずかでした。約半数が、不定休などで「シルバーウィークはない（47.6％）」と答え、暦通り派とシルバーウィークなし派が票を占める結果となりました。

過ごし方については、「自宅でくつろぐ（41.8％）」が多いものの、５人に１人が「国内旅行（20.8％）」と回答。意外にも「帰省（6.6％）」という回答は少ない結果でした。



昨年に比べて今年のシルバーウィークの旅行意向は高まったか尋ねると、「そう思う（12.4％）」「どちらかといえばそう思う（22.2％）」と答えた人を合わせると、３割以上が高まったと回答しました。コロナ禍でまだまだ予断を許さない状況ですが、旅行への意向は高まっているようです。

今年のシルバーウィークの過ごし方で国内旅行または海外旅行と回答した人に、計画している旅行のうち最も期間が長い旅行の日数を尋ねると、３割以上が「１泊２日（35.8％）」と答え、最多でした。次点で「日帰り（22.6％）」「２泊３日（22.6％）」に票が集まり、小旅行を楽しむ人が多いことが分かりました。

また、旅行の同行者について質問すると、約３割が「自分１人（28.3％）」と回答し、一人旅を計画している人が多いことが判明。「家族（配偶者と子供）（22.6％）」「家族（配偶者とふたりで）（21.7％）」や「恋人とふたりで（20.8％）」はそれぞれ２割強と、家族や恋人と一緒に行く人も多く見られました。



今年のシルバーウィークに旅行したい都道府県をランキングにしたところ、１位「東京都（20.5％）」、２位「北海道（18.2％）」、３位「京都府（13.9％）」、４位は同率で「大阪府（11.6％）」「神奈川県（11.6％）」という結果になりました。

旅行には心配がつきもの。秋の旅行で気になることについて聞くと、「混雑状況（37.6％）」という回答が最も多く、僅差で多かったのが「旅行先の天候（36.8％）」でした。また「寒暖差（20.0％）」と答える人も多く、秋ならではの変わりやすい天候や気温を気にする回答に票が集まりました。