向井理「“姉”片桐は居るだけで面白い! 日本一のコメディエンヌ」と大絶賛
Entame Plex / 2014年8月13日 23時58分
向井理「“姉”片桐は居るだけで面白い! 日本一のコメディエンヌ」と大絶賛
映画『小野寺の弟・小野寺の姉』の完成披露試写プレミア上映会が、8月13日に都内で開催され、主演の向井理と片桐はいりをはじめ、主要キャストの山本美月、及川光博、そして西田征史監督が登壇した。
本作は、原作小説の著者でもある西田による初監督作品。早くに両親を亡くしてから一軒屋でずっと一緒に暮らす小野寺姉弟に届いたある一通の誤配送の郵便をきっかけに姉弟それぞれの恋と人生が動き出す、笑顔と涙のハートフルな“家族の物語”で、この日登壇した向井、片桐、山本、及川のほか、ムロツヨシ、寿美菜子、麻生久美子、大森南朋ら豪華なキャスト陣が脇を固めている。
劇中の役柄にちなんでメガネ姿で登場した向井に対し、片桐は「弟(向井)は、メガネを外すと意外とカッコイイんですよ」と話し、向井にメガネを外すよう促すと「どっちも楽しんでいただければ幸いです(笑)」と女性ファンへの心遣いをみせた。また、片桐は約5年前、向井に一方的に想いを寄せる役で共演したことを話に挙げ「(今回は姉弟という設定だったので)恋愛感情から姉としての気持ちに切り替えることに随分と苦労しましたね(笑)」と冗談まじりに告白すると、「僕には意味がよく分からないです」(向井)、「(気持ちの切り替えに)5年は必要でした」(片桐)と映画さながら息ぴったりのやりとりを見せる2人。
昨年、同作の舞台版でも姉弟を演じた2人だけに、向井は「撮影現場でああしようこうしようと言うよりも、普段通りの(片桐との)関係がスクリーンに乗っかったら、きっと面白くなると思いながら演じました」と話し、片桐について「間違いなく日本一のコメディエンヌ。居るだけで面白い(笑)。そんな女優さんはなかなかいない。コメディエンヌとして全てを備えている方。舞台の時も背中を見て勉強させていただきました」とベタ褒め。これには片桐も「生きててよかったよ、ホント」と照れくさそうに語っていた。
そんな2人に及川も「(向井と片桐は)普段もツッコミ合ってボケ合って……本当の姉弟のようで、一生やってろ! って嫉妬するくらいに仲が良い(笑)。スクリーンの中でも2人の仲の良さが溢れ出ています」と作品の仕上がりに大満足の様子。
そして、役柄のイメージに合わせた可愛らしいワンピース姿で登場した山本は「『CanCam』モデルでは、あまりこういう服装をする機会がなくて、こういう“ゆるフワ”な役をいただけてとても嬉しかったです。絵本のような可愛らしい世界観なので、リラックスして作品を楽しんでもらえれば」と笑顔で挨拶。
西田監督は「僕はこれまで脚本では『怪物くん』『妖怪人間ベム』『TIGER&BUNNY』など、地球を救うというスケールの大きな話ばかりだったので、急に家の中の小さい話を書きたくなりまして……(笑)。僕の大好きな俳優の皆さんに出ていただいた、とても豪華な俳優陣による、とても地味な映画です」と謙遜しながらも初監督作をアピールして締め括った。
映画『小野寺の弟・小野寺の姉』は、10月25日(土)より新宿ピカデリーほかにて全国公開。
©2014『小野寺の弟・小野寺の姉』製作委員会
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